東京・埼玉の出張カラオケレッスン Soulfulカラオケ教室

カラオケが苦手な人も楽しく上手くなれる!カラオケボーカルトレーナーYUKINOのSoulfulなボイストレーニングブログです。

これまで出会った生徒さんのお話

    f:id:kiiyu-soulfulsound:20190625154534p:plain

 

 

こんにちは。

 

カラオケボーカルトレーナーのYUKINOです。

今年も半分過ぎて、早いなぁと思うこの頃です。

 

さて、今回はボイトレブログというよりも、私の個人的なお話です。

 

今まで、約9年間大手のボーカルスクールでボイストレーナーをしてきました。

本当に多くの人と出会い、何人もの声を聞いて歌を教えてきた中で、皆それぞれストーリーがあるなぁと思ったので、今回はそのエピソードを書きたいと思います。

 

 

歌う理由はそれぞれ

 

 

今まで、一体何人の生徒さんを教えたんだろう?というぐらい多分、何百人を超えるのではないかと思いますが、もちろん皆さん年齢も、職業も違えば、歌う目的も様々です。

 

習う目的は

 

1 歌が上手くなりたいから

2 歌が好きだから

3 音痴だから直したい

4 職場や友達とカラオケに行く機会があるから

5 声を出す仕事だから

6 声優やアイドルを目指しているから

7 市や区のグループレッスンに通っていて、皆よりも上手くなりたくて個人的に習いたいから

8 あるアーティストの歌が歌えるようになりたいから

9 プロの歌手を目指しているから

10 声が出にくいから

 

と、こんな感じです。

 

この中でも、多いのが1番から4番です。

やはり皆さん、歌が好きで上手くなりたいという人や、歌が苦手で上手くなりたい人が多いです。

 

私が特に、力を入れたいと思うのは、苦手意識を持った人たちです。

好きなら、割と上達は早いのですが、好きではなく苦手意識を強く持っている人は、心の部分で、歌うこと、声を出すことに対して邪魔をしてしまうので、まずは心の部分から解きほぐす必要があるのです。

 

私は、そんな心の部分が歌にかなり影響していることを身をもって経験していますので、(詳しくは

専門学校時代の話 - 東京・埼玉の出張カラオケレッスン Soulfulカラオケ教室の記事にて

)

歌が苦手だという生徒さんの気持ちがよくわかります。そして、その気持ちを変えることが私の役割だと思っています。

 

過去に書いたメンタルの記事もぜひご覧ください。

www.karaoke-soulfulvoice.com

 

 

 

好きなことって、自然と練習もするし、苦ではないですよね?

でも、苦手だなって思うことって、練習をすることがどうも億劫になってしまったり、ついつい後回し、もしくは練習しないという選択になりがちです。

 

そんなときに、自分で自分のやる気を奮い立たせるのは難しいので、そういう人こそボイストレーニングを受けるべきなのです。

 

あっ、話がそれましたが、歌を習うという目的は本当に人それぞれです。

 

では、私が今まで出会った中で、特に印象に残っている生徒さんのお話を何人かご紹介しますね。

 

これまで出会った生徒さん

 

 

①40代の主婦の生徒さん

 

この方は、まだ私がトレーナーとして働きだして間もない頃に出会った生徒さんでした。ちょっと不思議な雰囲気を醸し出す方で、実際話してみると、とても面白い人でした。過去に鬱状態となり、寝たきりだった時期もあるとのこと。

歌が好きで、実際レッスンしてみると、とても楽しそうでした。

音程やリズムは取れていましたが、私が気になったのは声の震えでした。

 

腹式呼吸のトレーニングをして、息を吐いてもらうと、息を吐く力が極端に弱く、息が震えていました。つまり、息を吐く力が弱かったのです。

そこから、吐く練習を行い、吸う練習も行いました。

その時に、その生徒さんが今にも印象に残る一言を放ちました。

 

『なんか、お産のときを思い出した!!!』

 

(笑)

 

確かに、腹式呼吸の吐いたり吸ったりという行為は、出産のときの息継ぎに似ているかも?と思い、その時は笑いながらもなるほど!と思いました。

 

実際に歌う人は、出産のときに有利だとか?!呼吸は生きていくうえで大事ですからね。

 

そんな生徒さんは、徐々に吐く力が付いて、声も震えがなくなり、歌うことが楽しくなったようで、本当によかったです。

その生徒さんは、家庭の事情で、教室をやめられましたが、今でもたまに連絡を頂きます。卒業していく生徒さんを何人もみてますが、その人のその後に歌が少しでも役に立てばいいなぁといつも思います。

 

②EXILEのATSUSHIに憧れる男子高校生

 

どちらかというと、教室に来る学生は、女の子の方が多かった中、高校生の男の子でEXILEのAtsushiさんが大好きという今風な子でした。

話してみると、とてもマジメで素直ないい子でした。歌もさすがAtsushiに憧れているだけあり、特徴もちゃんと捉えていました。

音もリズムも声もよく、一見非の打ちどころがなさそうでしたが、彼の弱点は高音域になると、裏声が出せずに地声で引っ張ってしまうところでした。

 

Atsushiの声を聞くと、柔らかく、息が多めのソフトな声ですよね。その声が好きで同じように柔らかく出していましたが、サビになって高くなると声を張って出してしまい、声質が変わってしまうのです。

 

そこで必要なことが裏声でした。Atsushiはところどころ裏声にして歌っています。そして、さらに言えばミックスボイスが出せるとよりいいのですが、まずは裏声を鍛えようということで、裏声を出すトレーニングを行いました。

 

男性は、裏声が出ない人が多いです。女性は割と簡単に出せます。

最初は、裏声にならず、声がかなりガサガサしてかすれて出るような弱々しい裏声でした。彼は、高音になると勝手にいろんなところに力が入る癖があったので、身体の力を抜くトレーニングも同時に行いました。

 

裏声は、高音強化にもとても良いので、高い声を出したい男性におすすめです。

徐々に出るようになり、音域も広がりました。その男の子は、高校卒業後はEXILEの事務所が運営するスクールに入ることが目的だったので、レッスンではプロ向けのトレーニングも行いました。

 

例えば、バラードをどんなイメージで歌うか?など表現のトレーニングです。もちろん、歌詞は見ず、鏡の前で自分を見ながら歌うというものです。

カラオケが上手くなりたいのであれば、そこまで表現力は要らないと思いますが、彼はプロを目指しているので、表現力は必須です。

彼は、色々考えすぎてしまう癖もあったので、歌いながら自分なりのPVをイメージしてもらうと声が変わりました。

 

そんな彼は、無事スクールに入ることができて、私の教室を卒業していきました。

今後の活躍が楽しみです。

 

③発音が上手くできない小学生の男の子

 

初めて、出会ったときはまだ小学生でとても小さい可愛い男の子でした。お母さまと体験レッスンに来られて、そのまま入会。毎回、お母さまがスタジオの中に入り、見守る中レッスン。

まだ、その時はトレーナー歴が浅かった私はとても緊張したのを覚えています。

小学生と聞いていたものの、かなり小さい子で、発音が上手くできずに、特にサ行とタ行など言いにくいようでした。

お母さまからのご要望は、声が小さいから大きく出せるようにとのことでした。

当時、流行っていた崖の上のポニョを歌っていて、まさにポニョのように可愛いと癒されながらのレッスン。

まだ、小さいので腹式呼吸は難しいかなと思いつつ、息を吐いたり吸ったり、練習しました。

 

お母さまに話をよく聞いてみると、ほかの子よりも成長が遅く、発達障害を持っていて、発音が上手くできないのも影響していたようでした。

あまり、笑わない子でしたが、私は何とか歌うことが楽しい!と思ってもらいたくて、いろんな面白い発声メニューを考え、実行しました。

中でも、ヒットしたのはボールを使った練習でした。あとは、ホワイトボードに絵を描いてみたり、しりとりのような発声など。

小学生で、集中力もあまりなかったので、なるべく飽きないようなレッスンを考えていました。

 

発音は、舌を動かすトレーニングや、口を開けたり、声を出すうちに少しずつ改善されていきました。

しかし、その男の子は、なかなか、意思表示をしない子で、声を出して苦しいとか大丈夫とかなどどう思っているのか全くわからず、これでいいのだろうか?と悩むこともありました。

ですが、1年たったころのことです。いつも笑わない無表情な男の子が、先生!と私を呼びながら笑ってくれたのです。その時は本当にうれしかったです。

何だか、認めてもらえたような気持ちになりました。

 

お母さまに話を聞くと歌うことも楽しいようで、毎年行われていた発表会に参加したいとのことで、私の生徒さんたちでグループで舞台に立ちました。

ライオンキングの曲を振り付けをオリジナルで考えて、歌ったのですが、その男の子も楽しかったようでいい思い出となりました。

その子は、ずっと教室に通って、高校卒業まで不定期ではありましたが、レッスンを受けてくれました。

一番長い付き合いだと思います。

ポニョを歌っていた子が、どんどん大きくなって、今やお母さまや私より背が高くなってびっくりです。

このように、学生の子を見ると、まるで我が子の成長を見るかのような気持ちになるんです。

中学生から大学入学前まで通ってくれた女の子もいました。最初は思ったことをズバズバそのまま言う子だったのに、大人になったのか発言が丸くなったり、恋の話をしたり、学生とのレッスンは本当に面白かったです。

 

④声優を目指す大学生

 

声優さんを目指す子は結構多くて、特に女の子は多いです。私が担当した女の子は声優を目指していたので、発声や歌のレッスンを行いました。また、すでに声優さんの仕事をしている現役の生徒さんも担当していたので、話を聞いたりしました。

声優さんは声が命です。最近は歌える声優さんが多いので、歌をメインに練習。あとは、滑舌など声の聞こえ方などいろいろあります。

その子も高音が苦手だったので、高音発声が主でした。今のアニソンって高い音域の曲が多いんですよ。

面白かったのは、現役声優さんに、いろんな歳の声を出すというもので、子供の声からおばあさんの声まで出してもらったことです。

さすが、声優さん。声を自由に操っていました。中でも、大人のおじさんの声は難しいようです。

 

最近、りんごちゃんというものまねの方がいますが、あの見た目から、まさかあんなドスの効いた金八先生や吉幾三さんが出るとは・・・驚きです(笑)

声優さんを目指す女の子は、大学を卒業して、声優の専門学校へ入りました。その子の凄いなと思ったのは、平日はOLとして働きながら、土日で学校に通うということです。先ほどのEXILEの男の子もそうでしたが、夢を追いながらも、大学に通いながら社会人としての道も考えていたのです。

 

歌の世界は、職業よりもかなりシビアで、なることが難しいです。どんなに上手くても、デビューできるのは一握りです。また、デビュー後も人気になるかどうかはわからない世界です。

何かがきっかけで、注目されてヒットする可能性もありますが、そこに至るまでが大変で地道な努力が必要です。

いや、努力してもかなわないこともあるのが、この世界なのです。

 

だからこそ、保険として他に仕事を持っておくことは重要だと思います。

 

⑤日本語が上手いフィリピンの女性

 

これまでの長いトレーナー人生の中で私、外人の生徒さんを教えたことがあります。

フィリピン人の女性で、すごく綺麗で美人さんでした。最初、えっ??外国人??

私、なぜだか帰国子女に間違えられるけど、全く英語喋れないよ(汗) 

と冷や冷やしていたら、なんと日本語ペラペラ(笑)

 

どうやら、旦那さんが日本人で日本に暮らしているそう。

良かった~と思いつつ、歌を聞いてみると、すごくいい声で上手い!

さすが、外国人だなぁと感心してしまった私。

普段から、お店?(フィリピンパブ?)で歌っているそうで、声が小さいことを気にしてレッスンを受けに来られました。

確かに、声はとても良いですが、声量が少ないかなとは思いました。

声量アップには、ブレスのトレーニングが必須なので、腹式を行い、歌うメインでレッスン。ホイットニーヒューストンやマライアキャリーなど王道の曲を歌い、発音はさすがフィリピン人です。

 

やはり、外国人の方の声って日本人よりも骨格が違くて、口の中も広いからかすごく声が響くんですよね。うらやましいです。持って生まれたものなので、そこは活かしたいところ。

ブレスが強化されると、声も出てきてカラオケに負けない声量をゲットできます。

外国人の方のレッスンは、色々は発見が多く、私の中ではかなり貴重な体験でした。

 

 

そのほかにも、定時制の学校に通う男の子や、ヴィジュアル系バンドで歌う男性、他の所でグループレッスンに通いながら個人で習いたい60代女性、ミュージカルのオーディションに合格するため通う小学生、歌が好きではないけどなんとなく受けに来たOL女性、友達と習いに来た20代女性二人組、親子で習いに来た二人組、カップルなど。本当に様々なタイプの様々な目的の人たちを教えてきました。

 

基本的にはマンツーマンが多いボーカルレッスンですが、私は割と二人組のペアレッスンを担当することが多く、多分教室内で一番多く、ペアを担当していました。

友達や兄弟、親子とレッスンってなんだかほのぼのしていて癒されます。

中には、最初の話に盛り上がってしまい、なかなかレッスンに進まなかったり(笑)

でも、そんなささいな会話も歌には必要です。

 

私はどんどん聞いてしまうので、話をしに来る生徒さんも結構多かったのも事実です。

(ちゃんとレッスンもしていますのでご安心を)

 

長くなりましたが、私はそんなたくさんの人たちと出会えるこの仕事を楽しく、誇りに思いながら日々レッスンしています。

 

歌が嫌いでも、かまいません。むしろ、そんな人にこそ受けていただきたいです。

 

Soulfulカラオケ教室では体験レッスンを行っています。

詳しくは

お問い合わせ からどうぞ