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カラオケが苦手な人も楽しく上手くなれる!カラオケボーカルトレーナーYUKINOのSoulfulなボイストレーニングブログです。

歌うときの声帯と身体の仕組み

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こんにちは。

 

カラオケボーカルトレーナーのYUKINOです。

 

梅雨入りしましたね。気温の上がり下がりが激しいので皆さん体調には気を付けてくださいね。

 

さて、今回は声帯身体について書いていきたいのですが、歌うときの声帯と身体がどのようになっているのかっていまいちよくわからないですよね。

 

歌を習う人はたくさんいますが、自分の歌がどのように聞こえるのか?今どのような状態なのか?果たしてうまくなっているのか?

 

これらが一番わかりにくいのが歌です。

 

例えば、料理を習っているとしましょう。材料が目に見えて、切ったり炒めたり煮たり、調味料もちゃんと目で確認できますよね。

今、どのようなことを行っているのか目で見ることができ、そして味は舌で確認できます。

 

だからこそ、上達したと感じることができます。

 

スポーツもそうです。野球のバッティングが苦手だったとしても、毎日球を打つことで、どの角度でどんな力量で、どんなタイミングで・・・など目や感覚として確認できて、上達も打ったボールを見ればわかりますよね。

ちょっとしか飛ばなかったのに、飛ぶようになったとか。

 

しかし、歌は違います。

声を出すことは簡単ですし、何なら生まれて初めてすることが声を発することです。

 

歌うというのは、声を出すこと、音に合わせること、呼吸をすること、リズムをとること、歌詞を歌うことなど、いろいろなことを同時に行います。

 

声を出すことや呼吸をすることは、誰でもできますし、簡単です。

でも、歌うとなるとただ声を出すだけ、ただ呼吸をするだけでは喉にとって良くないことが多いのです。

例えば、プロのスポーツ選手は普段から走ったり、筋肉トレーニングをしているのは、身体を使い鍛えることで、試合の時に最高のプレーをするためです。

 

これが、ただそのようなトレーニングなしに、プレーをしたら・・・身体のどこかが故障する要因の一つになります。歌の場合はそれがなんです。

 

だからこそ、ボイストレーニングが存在するのですが、歌うことは冒頭のとおり、確認しにくく、目で見えない声帯を使います。そして、呼吸に関しても、身体の中のことで、いまいち確認することが難しいのです。

 

そこで、今回はそんなわかりにくい声帯と身体が歌うとどうなるのかをお伝えしていこうと思います。

 

 

歌うときの声帯の仕組み

 

 

声帯は、二枚の薄い襞のような粘膜でできていて、声帯そのものは動きません。

声帯を動かすのは声帯周辺の筋肉です。

これらを咽頭筋といいます。

 

声帯周りには、咽頭筋という様々な筋肉が集結しています。

咽頭筋には、内咽頭筋外咽頭筋があります。

 

内咽頭筋の役割

・声帯を閉じる

・声帯を開く

・声帯を伸ばす

・声帯を短くして弛ませる

・声帯を硬くする

 

外咽頭筋の役割

・咽頭を上げる、下げる

・舌骨を上げる、下げる

・咽頭や舌骨を引っ込める筋肉

 

一言でいうと、内咽頭筋が声帯を動かすための筋肉、外咽頭筋が咽頭や舌骨を動かす筋肉です。内側の筋肉と外側の筋肉というイメージです。

 

 発声初心者の方は、内咽頭筋の働きが弱く外側の筋肉ばかりを使ってしまうことが多いのです。

 

喉にすごい力を入れて歌う人の声帯は、咽頭が上がった状態となり、つまり喉仏が上がり、感覚的に言えば喉を締めている状態となるのです。

 

正しい発声の状態は、内咽頭筋の声帯を閉じる筋肉と、声帯を伸ばす筋肉がバランスよく適度に働くことです。

声帯が閉じることで、声が出ます。そして、伸ばすことで音が高くなります。

音の上がったり下がったりをコントロールするのが、声帯を伸ばしたり縮めたりする筋肉なのです。

 

声帯を閉じる筋肉のことを、甲状披裂筋といいます。甲状披裂筋は閉鎖筋と呼ばれています。

この閉鎖筋には、そのほかに外側輪状披裂筋横披裂筋斜披裂筋があります。

 

声帯の長さを調節するのが、声帯筋です。

 

高音発声に欠かせないのが、声帯を伸ばす作用のある輪状甲状筋です。

 

 

これらが、声を出すときに必要な筋肉であり、声を出すとこれらの筋肉が働き、声帯を閉じて、伸ばしたり縮んだりして、音となり声が出るのです。

 

ピアノでいうなら、ピアノの調律を声帯で行っているようなものです。

 

また、声帯を開く筋肉が、後輪状披裂筋です。

 

 

何だか、複雑な筋肉名ばかりで覚えにくいですよね。

 

簡単に言うと、閉鎖筋(声帯を閉じる筋肉)輪状甲状筋(伸ばす筋肉)が特に大事なんです。

 

外咽頭筋に関しては、咽頭を上に引き上げたり、咽頭を下に引っ張る筋肉があります。

筋肉名は胸骨甲状筋や、甲状舌骨筋のことを指します。

 

ほかにも外咽頭筋はありますが、今回は主に内咽頭筋について書いていますので、外咽頭筋のその他の名称は省略します。

 外咽頭筋も重要なんですが、鍛えすぎると過度の力が発声の邪魔をしてしまうことがあるので、どちらかというと、内咽頭筋の方を鍛えることがポイントです。

 

 

歌うときに起こりやすい喉の動きと身体の状態とは?

 

 

喉の外側で力が入ると、喉仏が上がる、喉に筋が立つなど見た目で確認できますが、そのような状態の時は、喉で以下のようなことが起きています。

 

咽頭が上がる

 

外咽頭筋の力が強すぎて、咽頭が上がる状態です。舌も力が入り、発声の邪魔をしてしまいます。

そのため、声がつぶされたような絞められたような声となり、蓋をされて声が響く場所がなくなり細い声となります。(この状態をハイラリンクスと呼びます)

 

なぜ、外側ばかりに力が入るのか?

内咽頭筋の働きが弱いことで、代わりに外側に力が入ってしまうことが原因です。

 

つまり、喉に力が入ってしまう人は、閉鎖筋や輪状甲状筋のトレーニングをすることで声帯を柔軟に動かすことができて、外側の力を使わなくても声が出るようになるのです。

 よく、喉は開いて!といいますが、それは、声帯は閉じたうえで喉の外側の力は抜いて出しましょう!ということです。

 

とはいっても、なかなかイメージしづらい上に実感しにくく難しいんです。

声帯の筋肉が目で見えて、今伸びてるなぁとか外側が力んでいるなとか客観的に判断できないからです。

 

どうすればいいのか?

声のことを判断できるボイストレーナーのレッスンを受けるのが一番です。

 

 

 

それでは、声帯だけではなく、身体はどうなっているのか見ていきましょう。

 

力んで声を出しているときの身体の外見的特徴

 

 

・肩が上がって固まっている

・顎を前に突き出している

 

まず、肩から首のかけて上半身に力が入ります。

そして、顎が出て、首が引っ張られている状態です。

 

このような状態の時、下半身には力が入らずに、身体を押されるとふらふら倒れてしまいます。

正しい発声には、お腹より下が重要です。

 

よく、支えが大事だと言いますが、身体の芯(軸)がしっかりしていることを指します。

 

 

これらのことを踏まえて、力みやすい人は閉鎖筋と輪状甲状筋を鍛えるトレーニングと、同時に身体の軸を意識して、下半身はしっかり、上半身は脱力で声を出すようにすると良いでしょう。

 

とはいえ、これらのことは、一人で行うことは意外とよくわからずに間違った発声のまま覚えてしまうこともあるので、できるならトレーナーの指導の下行うことがおすすめです。

 

 

声帯と身体、どちらも歌には重要です。楽に楽しく歌えるよう、練習しましょう!

 

 

Soulfulカラオケ教室では、ボイストレーニングも行っています。

お問い合わせ からどうぞ

 

 

 

 

特殊ボイステクニック~②まるで貞子のようなエッジボイスを出してみよう

 

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こんにちは。

 

カラオケボーカルトレーナーのYUKINOです。

 

暑くなってきましたね。まだ梅雨前ですが夏のようですね。

 

 

さて、今回は特殊ボイステクニックの第二弾です。

エッジボイスってご存知ですか?

 

エッジボイスは、ボーカルフライとも呼ばれていて、声帯を閉じた状態で声を出すことで呪怨の貞子のような声がエッジボイスといいます。

 

そんなエッジボイスには声の様々な悩みを解決する救世主的な効果があるので、今回はエッジボイスについて書いていきます。

 

 

エッジボイスの効果

 

 

エッジボイスは、声帯を閉じて、ほぼ息の流れを止めて出します。

声帯をきつく閉じるため、声帯周辺の筋肉の強化となり、高音域の声を出せるようになります。

 

高い声を出すには、声帯の二枚の襞が閉じたうえで、さらに長く伸びることで音が高くなります。

その際に、高音になればなるほど、起こりえる状態が声のひっくり返りです。

 

どうしても、ある音まで達すると声がひっくり返る、または声が抜けてしまう=裏声になってしまう、などなど。

 

これらは、声帯周りの筋肉を鍛えることで改善されます。

 

声が抜けてしまうのは、声帯が閉じるときに筋肉が足りずに支えきれず、開いてしまうと起きるのです。

声がひっくり返るのは、声帯に過度の力が加わりすぎることが原因です。

ただ、注意したいのが後者の声帯に過度の力が入りすぎている人のひっくり返りです。

 

声門閉鎖を行うと、かえって逆効果の場合があります。

このエッジボイスは、どちらかというと、声が弱い、すぐ裏声になってしまう人の方がおすすめです。

 

まさに、過去の私のような声の人にはおすすめ。

私は裏声でしか歌うことを知らなかったうえに、地声と裏声の落差が凄かったので、当時知っていたら・・・と思うほどです。

 

声が強く、力が入りひっくり返る場合は、脱力させるトレーニングで裏声の練習をすると良いでしょう。

 

声門閉鎖を行うことで、適度な発声ができるようになり、高音域のトレーニングになるのです。

 

 

エッジボイスの出し方

 

 

息を止めた状態で、声を出してみてください。

いかにも苦しそうな声が出るかと思います。

 

母音の ア で出してみましょう。

 

あ” あ” あ”・・・のような声が出ます。

 

もし、難しい場合は、息を吸いながら声を出してみてください。

声門閉鎖の感覚がつかめるはずです。

 

 

エッジボイスとミックスボイス

 

 

ミックスボイスは、地声と裏声の中間の声で、地声と裏声の架け橋のような存在です。私自身、ずっとミックスボイスがテーマで様々な勉強をしてきました。

 

最初は地声を知らずに裏声で歌い、専門学校で地声を知ったら今度は裏声との音量差に驚き、ボイストレーナーになり、地声と裏声を繋ぐミックスボイスを知ったのです。

 

プロって、音が低いところから高くなっても、声が一定で繋がって歌っているように聞こえませんか?

地声は裏声よりも強く出て響くので目立ちます。

逆に、裏声はふわっと柔らかく、弱いです。

 

もちろん、その裏声を強化して太く強く出すこともできますが、地声と比べると声が変わって聞こえます。

 

最近は、男性アーティストも裏声を駆使して歌っている人が多い気がします。

例えば、星野源の恋という曲のサビ部分では、高いところを裏声にしています。

 

裏声は裏声で味が出てとても良いのですが、ミックスボイスが出せるようになると、地声では限界な高い曲も地声のような強さで歌えるようになるのです。

 

男性なら、X-japanや、GLAYなど高音域の歌をすべて地声で頑張って出そうとしていませんか?

女性も、Misiaや宇多田ヒカルなど高音域の歌を地声ですべて歌うのは不可能です。

 

仮に出せたとしても、ものすごく張り上げて声を絞り出すような歌い方になるでしょう。苦しそうな声に聞こえてしまいます。

高いところはすべて裏声にすればいいじゃんと思うかもしれませんが、裏声では弱いのです。特に、ハードなロックやノリのいい曲の場合は後ろの音に負けてしまいます。

 

 

そこで、ミックスボイスの出番です。

 

このミックスボイスをマスターするのは結構な量のボイストレーニングが必要です。

そして、時間がかかります。

 

私は、ずっとミックスを研究していたところ、私の場合は息を吐きすぎていることにより、声帯を閉じきれず抜けてしまうことを知りました。

そこで、エッジボイスのトレーニングを取り入れて、声門閉鎖をしたのです。

 

裏声しか出せなかった頃よりも声は強くなりました。

実際、ミックスボイスはとても難しく、地声も裏声もしっかり出ることがカギとなります。

 

 

 

エッジボイスは、高音を出したい人で、声が裏返ってしまう人に特におすすめしたいトレーニングです。

 

 

Soulfulカラオケ教室ではこのような声のレッスンも行っています。

詳しくは

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特殊ボイステクニック~①まるで笛のようなホイッスルボイスを出してみよう!

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こんにちは。

カラオケボーカルトレーナーのYUKINOです。

 

今回は、特殊なボイステクニックシリーズとして第一弾!!

ホイッスルボイスです。

 

 

ホイッスルボイスとは?

 

 

ホイッスルボイスって何??って思いますよね。

 

 

ホイッスルボイスとは、ホイッスルを日本語に訳すとですが、その名の通り、笛の声がホイッスルボイスと呼ばれています。

 

ホイッスルボイスは歌ではあまり使われないテクニックで、特殊なボイステクニックの一つです。

有名な歌手では、マライアキャリーさんが7オクターブの音域をもっていて、よくホイッスルボイスを使っています。ミニーリパートンさんのLovin' youはサビにホイッスルを使っています。

 

日本人ではあまり使う人はほとんど見たことがありません。日本人の中でもレアなアーティストであるmisiaさんは、ミニーリパートンさんのカバーでホイッスルボイスを出しています。「つつみ込むように」も曲中で使っています。

 

笛のように細くて高い声です。

声というより、もはやですね。

 

実は、このテクニックは歌ではあまり使われなくても、ボイストレーニングでは結構よいトレーニングになったりするのです。

この練習は、特に女性におすすめです。

 

男性におすすめなボイステクニックは次回お伝えしますので、今回は女性に向けた内容でお送りします。

 

 

ホイッスルボイスの出し方

 

 

まず、最初に注意したいことがあります。

この練習は、声をある程度安定して出すことができる人で、ある程度の発声の基礎ができている人に限って練習することが大前提となります。

 

まだ、声が安定していない人や、発声が不十分な人は、この練習をすると喉を傷める可能性が高いのでまずは、普通の発声練習をすることをおすすめします。

 

なぜかというと、ホイッスルボイスの音域はかなり高く、裏声で出す高さをさらに超えているので、出すことがとても高度です。

したがって、声帯の使い方もかなりハードになりますので、出し方を間違えてしまうと喉を傷めてしまうのです。

 

ある程度、歌える人や、声のトレーニングをしていてさらに高音域を開発したい人はこの練習をしてみてください。

 

 

例えるなら、毎日ランニングしている人と全く運動していない人が同じ登山をするなら、明らかにランニングしている人の方が耐性があるでしょう。

高音トレーニング=声帯周辺の筋肉トレーニングのようなものです。

 

ということで、前置きが長くなりましたが本題です。

 

ホイッスルボイスの出し方についてです。

 

まずは、今現在の自分の出せる音の最高音まで出してみましょう。

ピアノなど音を確認しながら、どんどん高くあげて声を出してみます。

 

音楽用語でいうと、音域の読み方でLow →mid1 →mid2 → hi → hihi

と表記が分かれます。

 

または、C4などと表記されます。

ちなみにC4は真ん中のドのことです。

 

女性の基本の発声はこのC4を基準に行うことが多いです。

 

C4は、mid2の位置です。

 

(この読み方や見方については、ネットにたくさん載っていますので、気になる人は調べて見てみてください。)

 

 

女性の音域は、mid1からhi (F3~D5)が平均の音域だそうです。

もちろん、高音が得意な人はもっと高く出ますし、低い声の方が得意な女性もいますので、あくまでも平均な音域です。

 

そして、ホイッスルボイスはさらに上の音域で主にhihiの部分です。

 

ホイッスルボイスは、裏声を出す音域よりさらに上の音域なので、息をあまりにも多く吐いてしまうと声がもう出なくなります。

かすれてしまうのです。

 

ホイッスルボイスは、息がほとんど必要ありません。息もれをしてしまうと声が出なくなるので、イメージとしては、ドアや窓の狭い隙間から、隙間風がぴゅーぴゅー吹いているかのように空気が出ていく感じで、本当に小さい穴に声を通していくようなイメージです。

 

なので、裏声の延長線上で声を出していくと、ホイッスルは出ません。

これは実際、過去にホイッスルを練習していた生徒さんで実証済みです。

 

では、どうすればホイッスルボイスが出るのか?

 

 

 

ゲゲゲの鬼太郎の目玉の親父の声を出してみましょう。

 

 

目玉の親父の声は、ミックスボイスの出し方です。普通の裏声だと息が多く、ふわふわした印象ですが、ミックスボイスにすると裏声なのに(地声ではないのに)、抜けていない強い声が出るのです。

 

このミックスボイスこそ高音域のトレーニングの真の要です。

ミックスボイスを出すには、声帯をあまり開かず、結構きつめに締めていきますが、ホイッスルはさらにきつく締めて、声帯全体ではほとんど振動せず、声帯のわずかな部分のみを振動させるのが特徴なんです。

 

そのため、ミックスが出せれば、その延長線上でホイッスルボイスを出すことができるようになるでしょう。

 

 

まずは、目玉のおやじの声の真似をしてみましょう。そして、その声のまま音を出していきます。母音のアだと開いて抜けやすくなるので、カ行のがおすすめです。

 

キッキッキッ・・・と目玉の親父が笑っているかのようなイメージで出してみると良いでしょう。

 

それでも声が抜けてしまう場合は、濁音にしてに変えます。

濁音は声が抜けてしまう人におすすめです。

 

その声のまま、例えばドミソミドなどの音階でどんどん上げていきましょう。

 

 

普通の裏声では声がかすれて音にならなかったのが、ミックスボイスのまま出せば意外と出るはずです。

私も声がかなり抜けるタイプでしたが、このボイスで練習するとある程度の高さまで出るようになりました。

 

それでも、声が抜けてしまう人には、エッジボイスのトレーニングもおすすめです。

エッジボイスについてはまた別の記事で詳しく書いていきますが、エッジボイスは高音強化に良いです。

 

レッスンではホイッスルボイスを練習する生徒さんと二人三脚で、ああでもないこうでもないと言いながら、いつもキーキー声を出していたので(笑) まるで動物園のようでした。

 

ちなみにその生徒さんは、なぜか朝だと声が新鮮な状態なのか?よく出るそうで、夜になると全く出ないと言っていました。

朝だと新鮮なのは、まるで獲れたての魚みたいだなと思いました(笑)

どんな例えだよって感じですよね。

 

声って面白いですね。

 

 

Soulfulカラオケ教室では、特殊なボイステクニックのレッスンも可能です。

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演歌歌手が教える演歌が上手くなる歌い方テクニック

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こんにちは。

 

カラオケボーカルトレーナーのYUKINOです。

平成も今日で最後ですね。

 

さて今回は、演歌を上手く歌うためのテクニックについてお伝えしていこうと思います。

 

演歌・・・私自身はあまり歌いませんが、私の父親が演歌歌手であり、今も歌っています。昔から家では、三味線が鳴り響いていました。

 

周りには秘密にしていました。なぜって?

ある有名演歌歌手と名字が同じだったので、その娘だと言われたくなかったからです(笑)

※私の父は、CDやカラオケにも曲は入っていますが、メジャーな歌手ではないのでテレビ出演はほとんどなく、主に地方で歌ったりしています。

 

 

そんな父の歌声をいつも聴いて育った私ですが、演歌はあまり詳しくはありませんでした。ですが、歌を教える仕事を始めてから、年配の生徒さんは演歌を歌う方が多く、歌を聞いていくうちに演歌も教えられるようになりました。

 

まずは、私なりに感じた演歌の歌い方について書いていきます。

 

演歌の特徴と歌い方

 

 

演歌というと、着物を着た演歌歌手が熱く歌っているイメージが浮かびます。

演歌って難しそう!って思いますよね。

 

そもそも、演歌とはどんな特徴があるのか?ポップス(歌謡曲)と比べて何が違うのか考えてみました。

 

演歌とポップスの違い

 

 

1 演歌はポップスと比べて、比較的リズムがゆったりしている

 

演歌というとカラオケでも人気な名曲、王道でもある石川さゆりさんの天城越えです。

最近のポップスは曲が速いと前の記事で書きましたが、

www.karaoke-soulfulvoice.com

 

演歌は比べるとゆったりしていてテンポがスローです。

 

2 歌詞の内容が情緒あふれている

 

演歌の歌詞を見ていると、人の心を深く歌っているものが多いなと思います。まさに、歌は心ですよね。また、情景を描写していたり、比喩を使う歌が多いです。

例えば、天城越えなら、

 

舞い上がり 揺れ落ちる 肩の向こうに あなた 山が燃える

 

この一文だけで、どんな情景か想像ができますよね。

 

このように、演歌は情景を歌詞にしていたり、心を何かに例えて表現しているなど、まるで文学のようにストーリーがあります。

 

3 演歌特有のこぶしや、ヴィブラートなどテクニックが満載

 

演歌は心を歌う熱い曲が多いですが、普通に歌うとサラッとしすぎてつまらないのが演歌です。

つまり、演歌の最大の特徴は、こぶしです。

このこぶしを使うことで、一気に言葉に味がついて美味しい歌になるのです。

そして、ヴィブラートもポイントです。演歌は語尾を長く伸ばす曲が多いです。

 

あまぎぃ~~ごぉぉぉ~~えぇ~~~~

 

というように、最後は伸びます。

 

こぶしは、料理で言うならスパイスのようなものでしょう。

 

怒りや悲しみ、喜びなど感情を声に出すときに、こぶしを取り入れることで声に厚みを付けて声に表情がつくのです。

 

4 抑揚がはっきりしている

 

演歌は、抑揚もはっきりしていて、天城越えも最初のAメロはささやくように静かに歌っていますが、Bメロの舞い上がり~からサビに入るまでにつれ、徐々に声色が変わり、声のボリュームも大きくなっていきます。

 

まるで、波のように、ゆらゆら大きい波と小さい波と声を操っているかのように、心地よい抑揚です。

これも、抑揚なく歌ってしまうと、とても平坦な歌となってしまいます。

演歌を歌う際は、ポップス以上に抑揚を意識して歌うのが鉄則です。

 

5 歌詞が短く、3番がある曲が多い

 

大体、ポップスの曲は1番、2番、サビ繰り返しで終わるパターンがほとんどですが、演歌は歌詞自体が少なく、構成もAメロ→Bメロ→Cメロ(サビ) はポップスと同じですが歌詞がとても短いです。

 

そのため、3番もあります。最近の曲は歌詞が多く、速く、長い!という印象が強いのですが、演歌はその真逆です。

 

全体的にゆっくりで歌詞も多くはないので、歌いやすさはありますが、こぶしのなどのテクニックが使えるとグッと演歌らしくなるのです。

 

 

では、演歌を上手く歌うためのテクニックとはどんなものなのでしょうか?

現役歌手である父に聞いてみました。その上で私自身、演歌を教えてきた経験も含めてまとめてみました。

 

演歌が上手くなる歌い方とは?

 

 

演歌といえば、こぶしです。

そのこぶしですが、どのように練習すればいいのか?気になりますよね。

 

そもそもこぶしとは何なの?と思いますよね。

 

こぶしとは、声を転がすことです。

 

 

声を転がすとは、例えば、天城越えでいうと

 

ラストの部分の あまぎぃ~ごぉぉぉ えぇ~

 

の ごぉぉぉ の部分です。

 

 

普通に歌えば、あまぎーごぉえー

という風に、印象はのっぺりした感じになります。

 

そこを、ご から え につなげるまでに、ゴの母音であるで声を転がすように、落とすのです。

 

洋楽のR&Bでいうなら、フェイクなどメリスマと呼ばれているテクニックです。

声をころころと揺らしながら、音を上げたり下げたりするテクニックのことです。

 

ポイントは、母音です。ご なら、母音はオですね。

オを、揺らしながら音を下げていき、え につなげるのです。

 

ただ、このこぶしを練習するには条件があります。

 

1 声をしっかり伸ばすことができること

 

これは、ヴィブラートも同様ですが、まずは声がちゃんと伸ばすことができないと、こぶしを出すことが難しいのです。なぜなら、こぶしやヴィブラートは声を揺らすので安定して声が出せないと、揺らすことそのものが困難になるからです。

 

この揺らすというのは、苦しくて声が揺れているのではなく、あくまでも意図的に揺らしているのです。

 

2 音をしっかりとることができる

 

こぶしは、例えば天城越えなら、ゴという一文字を揺らしていますが、そのごぉぉぉっていう音はとても複雑で、しかも速いので音を聞き取ることが難しいのです。

 

さらに、譜面にはその音までは細かく載っていないので (特にR&Bの場合は歌手が音を遊ぶように自由に歌っているため) 音を自分の耳で聞き取ることが必要です。

 

以上のことをクリアしていれば、こぶしを練習してみましょう。

クリアしていない人は、まずは声を安定させることと音をしっかりとれることを練習しましょう。

こぶしは、あくまでも味をつける調味料みたいなものなので、基礎ができていないと茹で上がっていない麺に味付けをしているようなものです。

 

それって不味いですよね。というか食べられないですよね(笑)

 

 

では、本題のこぶしの練習はどのようにするのか?

 

こぶしは母音を揺らすことなので、例えば、天城越えなら

ごぉぉぉ

の部分を音を確認して、歌うのです。

 

とはいえ、原曲はとても速いので、カラオケならテンポを落として、歌うと音を取りやすくなります。

 

母音を揺らしながら音を上げたり下げたりするトレーニング

 

 

これも、おすすめです。

例えば、いぇ~い を

 

ソ ファ ミ レ ド に合わせて声をつなげて出してみます。

 

いぇ~ぇ~ぇ~ぇ~い のように出すのです。

(ソ~ファ~ミ~レ~ド)

 

最初はゆっくり出して、慣れてきたら、テンポを速くしていきます。

 

福山雅治さんの桜坂で、woo(ウ~)~いぇ~~い

という部分のように音を揺らしながら、下げることができるとこのようなフェイクも歌えます。

 

こぶしのポイントは声を滑らかにつなげることです。

慣れないうちは、声が途切れてしまったり不自然になります。

 

だからこそ、安定した発声ができることが条件なんです。

 

 

演歌を上手く歌うには

 

抑揚をしっかりつけること

こぶしを使うことで味をつけること

ゆったり大きなヴィブラート

 

このようなテクニックをつけて

 

あとは、歌詞の世界に入り、心を歌えれば完璧です!!

 

 

こぶしを身につけて、日本人のこころを歌う演歌を楽しみましょう!!

 

 

 

Soulfulカラオケ教室では演歌のレッスンも可能です。

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発声と発音の密接な関係

 

こんにちは。

カラオケボーカルトレーナーのYUKINOです。

 

今回は、発声発音について書いていきたいと思います。

 

歌を上手く歌うためには、発声がとても大事です。

その発声をするにあたって、発声と密接な関係なのが・・・

発音 なのです!

 

 

発声と発音の関係

 

 

発声練習では母音の あ・い・う・え・お

をよく使います。

 

なぜなら、母音は言葉を発する際に最も重要だからです。

ア行以外はすべて、子音がつきます。

 

か・き・く・け・こ はKの子音ですし、

さ・し・す・せ・そ ならSの子音です。

 

あいうえおの母音は変わりませんが、子音が何かによってだいぶ声の出しやすさや、聞こえ方も変わるのです。

 

例えば、カ行は、Kの子音ですが、Kは音が弾けるようなとても強い子音です。

反対に、サ行は、Sの子音ですが、Sは息が抜けるような弱い子音です。

 

このように、子音が何なのかにより、言葉の印象も変わります。

 

以前に母音と子音の関係について書いた記事もご覧ください。

 

www.karaoke-soulfulvoice.com

 

 

www.karaoke-soulfulvoice.com

 

 

例えば、早口言葉には以下のようなものがありますよね。

となりのきゃくはよくかきくうきゃくだ

これは、カ行がたくさん含まれていて、言葉のイメージはカクカクして聞こえます。

 

しんしんしゃんそんかしゅそうしゅつえん しんしゅんしゃんそんしょー

こちらは、サ行が多く含まれていて、言葉のイメージはふにゃふにゃしてやわらかく聞こえます。

 

ちなみに、舌が上手く使えない人は、このカ行とサ行を上手く発音できません。過去に教えていた男の子は舌が上手く動かずに、カ行やサ行が言いにくそうでした。

 

舌を滑らかにするためには、動かして筋肉を鍛えていくことが必要です。

言葉のリハビリです。

 

日本語は子音をそんなに発音しなくても、極端に言えばあまり口を開かずに話しても、意外と伝わります。

腹話術がいい例です。

 

ただ、話すときはそれでもいいですが、歌うときはこもって聞こえてしまったり、何と言っているのかわからず、歌の魅力が半減してしまうのです。

 

せっかく、いい歌を歌っていても、どんなに高音が綺麗に出ていても、歌詞が聴いている人に伝わらなければ全く意味がありません。

 

発声練習をしなくても歌うことはできますが、伝わる歌い手になりたいのであれば、発声練習は必要不可欠なのです。

発声練習をすれば、必然的に発音のトレーニングにもなります。

 

これは、歌う人ではなくても、例えば仕事で話す仕事の人や、声を使う仕事の人におすすめです。

 

私の生徒さんで、学校の先生や病院の院長さんがいましたが、仕事柄、毎日声を使うので発声練習は良い効果になったようです。

また、看護師さんも多く担当していました。一時期、なぜか私の周りには看護師さんが集まっていました。

 

患者さんを呼ぶときの声が変わったと喜んでいました。

このように、歌以外でも仕事で声を使う人はぜひ、トレーニングを受けてほしいなと思います。

 

 

では、簡単な発音のトレーニングをご紹介します。

 

発音をよくするトレーニング

 

 

発音をよくするためには、舌の滑らかな動きが必要です。

以前、滑舌をよくする方法 という記事を書きましたが、

 

 

ラ行を使ったトレーニングです。

 

ラとナを合わせて、ラナラナラナ・・・と続けて発声してみましょう。

結構、舌がもつれたり、上手くラとナを発音できない人もいるかもしれません。

 

母音が同じ ア なので、難しいのです。

 

例えば、あたたかい という言葉を速く言うと、舌を噛みそうになりませんか?

あたたか までは、全て母音が アだからです。

 

歌には歌詞があり、すべてが出しやすい発音なら苦労しませんが、上記のように思わず噛んでしまいそうな並びの歌詞もあるわけです。

 

舌を柔らかくして、発音をスムーズにできれば、発声もよくなります。相乗効果ってやつですね。

 

発音が気になる人や、声を整えたい人はぜひトライしてみてくださいね。

 

 

Soulfulカラオケ教室では、仕事などビジネスのためのボイストレーニングも可能です。

詳しくは お問い合わせ からどうぞ

認知症予防にカラオケで歌おう!

 

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こんにちは。

カラオケボーカルトレーナーのYUKINOです。

 

だいぶ暖かくなりましたね。とはいえ、気温差が大きいので風邪には気を付けたいものです。

 

前回、前々回の記事では、シニアの方に向けた内容をお伝えしましたが

www.karaoke-soulfulvoice.com

 

 

今回も関連した内容を書きたいと思います。

 

 

認知症とカラオケ

 

 

最近の60代以上の方々はとても若々しくて、健康な方も多い印象があります。皆さんそれだけ、健康や美容を意識して生活しているのでしょう。

 

また、そのような情報も多いですよね。

年齢と声の関係は前々回書きましたが、年齢を重ねると様々な病気も気を付けたいところです。

 

 

 

最近、増えているのは認知症です。

 

認知症は徐々に進む病気ですが、発症してしまうと日常生活で支障をきたすようになります。

私は70代の生徒さんを教えたことがきっかけで、高齢者の身体について知りたくなり、介護の勉強をしました。

 

実際、現場に入ってみると認知症の方がほとんどでした。

皆さん、認知症と一見思わないほど、お元気です。

 

そこで、カラオケのレクリエーションを行ったのですが、皆さん口ずさんでいましたが、意外と大きな声で歌う人は一人しかいませんでした。

(もちろん症状の重さや人それぞれの性格もあるので全ての方がそうではありません。)

 

私は、今まで歌が好きな人、もしくは歌が好きではないが上手くなりたい人を対象に教えてきたので、歌うことが当たり前な環境しか知りませんでした。

 

しかし、よく考えてみたら、それはボーカルスクールだからであり、一歩外に出れば、歌うことが日常ではない人の方がほとんどなのだと。

 

 

カラオケレクリエーションに参加していたのは、30人ぐらいの利用者さんたちでした。視力の低下した方や、車いすの方、言葉を発せなくなった方・・・など様々な方がいます。

私はマイクを皆さんに回して一緒に歌ったのですが、ほとんどの方は声を出していないような状態です。

 

食事の前にパタカラ体操という口腔運動をやるのですが、歌うこともとても良い効果となります。どうにか皆さんに歌うことの楽しさを伝えたいなと、その時はもどかしく思いました。

 

声を出すと口周りの表情筋も使いますし、舌の運動にもなります。

 

カラオケ好きな利用者の方もいましたが、おそらく昔から歌うことが好きだったのでしょう。

 

カラオケの効果と認知症予防

 

 

カラオケは認知症の方にも歌うことで刺激になり、心もすっきりして、とても良いレクリエーションの一つです。

 

認知症ではないけれど、最近物忘れが気になる!という人や、予防したい人にもカラオケは有効ですよ。

 

まず、歌うことで声を出します。腹式呼吸で血のめぐりが良くなります。

さらに、歌詞を口に出すことで、口を動かすので顔のストレッチにもなります。

 

また、声を出すことで声帯の強化にもなります。

 

そして、ここが一番の重要ポイントです。

 

歌う言葉(歌詞)をメロディに合わせて、後ろのカラオケに合わせること

よく考えてみると、歌うことってとても複雑なことを一度にしているのです。

 

カラオケの場合、言葉をメロディに乗せるだけではなく、そこに後ろの音楽に合わせることが必要です。

 

一度に二つのことを同時に行うのは脳に刺激を与えます。

 

家でふんふん・・・と鼻歌を歌う分には、合わせるということは必要ないですが、カラオケで自由に歌ってしまえば、当然リズムがズレます。

 

昔歌っていた曲など懐かしい曲を歌ってみると、かなり脳に良い効果が期待できそうですよね。思い出すことってすごくいいらしいです。

 

さらに、認知症予防には、歌詞を覚えて歌うこともおすすめですよ。

 

 

カラオケでできる認知症予防の歌い方

 

 

ただ、カラオケを楽しむだけでも充分良いのですが、プラス効果を期待できる歌い方を私なりのやり方を伝授します。

 

カラオケを歌いながら、膝を曲げてリズムにのる

 

これは、リズム感が悪いという人にもおすすめの歌い方ですが、認知症予防にも良いのです。なぜなら、膝を曲げることで身体全体を使い運動にもなるからです。

そして、身体を動かすことで、身体の余計な力も取れます。

 

そして、歌いながらリズムに合わせて、膝を曲げるというのは、一度に二つのことをおこなうので刺激になるのです。

 

リズムトレーニングは意外と難しいので、認知症予防にもいいと思います。

 

 

このように、カラオケは歌が上手くなりたい人でなくても、認知症予防になったり、本当に様々な目的で利用できます。

 

カラオケしながら、健康に楽しく!って素敵ですよね。

 

歌は何歳からでも遅くありませんよ。

 

 

Soulfulカラオケ教室では体験レッスンを行っています。

 

詳しくは お問い合わせからどうぞ

60代からのボイストレーニング~健康と美容の効果

 

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こんにちは。

カラオケボーカルトレーナーのYUKINOです。

 

今日から4月ですね。

桜もきれいです。

 

4月から新しい生活の方も多いかと思いますが、この季節、飲み会などの集まりも多いのではないでしょうか?

 

前回、

www.karaoke-soulfulvoice.com

お伝えしましたが、今回も声と年齢の関係の話の続きを書きます。

 

 

年齢を重ねると、気になるのが様々な声の不調や、喉の違和感などが出てきます。

個人差はありますが、歌うことが好きな方もそうではない方も、歌を歌わなくても、話すときには声を使うわけです。

 

最初に言いますと、ボイストレーニングは何歳から始めても、遅くありません!!

 

60代からのボイストレーニングと題してボイストレーニングをすることのメリットなどをお伝えしていきます。

 

ボイストレーニングの目的と効果とは?

 

 

まず、一般的にボイストレーニングというと、歌が上手くなりたい人が声を出して正しい音と正しい発声の方法を学んで、歌うときに声が出せるようにするものです。

 

魅力的な歌を歌うためには、苦しくない発声が必要です。

そのため、自由に声帯を使えるように、声帯周りの筋肉を鍛えるのです。

 

声を高く出したり、低く出したり、声を伸ばしたり、切ったりと、しなやかな動きをするためには、様々な動きに耐えられるように、筋肉を柔軟にします。

 

例えば、フィギュアスケートで優雅な演技をするために、筋力トレーニングなど地道な身体の土台のトレーニングが必要なのと同じです。

身体の軸がしっかりしていなければ、回転できないですよね。

 

ちなみに私は、スケートが苦手です。球技は好きなのですが、スケートはどうも上手く滑れません。体幹が最も重要なスポーツだと思います。

 

ということで、歌うことも同じように筋肉を鍛えることが必要なので、ボイストレーニングが声のメンテナンスとして行われます。

 

しかし、このボイストレーニングは、歌が上手くなりたいという思いではなく、ほかの目的で行う人もいます。

 

1 声の不調を治すため

 

年齢を重ねて、前よりも声がガラガラするとか、痰がからむなど話し声や喉が気になる人は、ボイストレーニングをすることで改善されます。

歌う声だけではなく、話し声も整えることができます。

 

声をよく使う人は、声帯を酷使して疲労しています。そんな人はボイストレーニングで声のメンテナンスをして声帯の状態をよくしていきます。

また、逆に声をあまり出さない人、例えば定年退職後、以前より話すことが少なくなり、声が出にくくなったという人は、ボイストレーニングをすることで、声帯を使い、声が安定するようにトレーニングするのです。

 

2 発音矯正のため

 

前に、私が担当していた生徒さんは声優さんを目指していて、発音を直すためのボイストレーニングを行いました。声優さんを目指す生徒さんが意外と多くて、今までにプロの人も含めて数人担当しました。

アナウンサーを目指す人も、アナウンススクールで発音や早口言葉のレッスンをすると思います。

正しく、伝えるためには、正しく聞き取りやすい発音や発声が必須だからです。

 

俳優さんや声優さんなど、人に何かを伝える仕事を目指している人や、現在仕事に就いている人は定期的にボイストレーニングを行うことをおすすめします。

 

ボイストレーニングの効果とは?

 

 

ボイストレーニングは、以下のような効果があります。

・正しい発声が身につく

・苦しくなく声を出す=歌うことができる

・音域が上がる

・声量が上がる

・音痴が直る

・正しい発音が身につく

・滑舌が良くなる

・表情が明るくなる

 

などなど。たくさんあります。

 

では、60代の方のボイストレーニングではどんな効果があるのでしょう。

 

60代からのボイストレーニングの効果とは?

 

 

60代というと、定年を過ぎて、仕事の働き方が変わったり、退職する人もいるでしょう。歌うことが好きな人なら、友人や仲間とカラオケで歌ったり楽しめますよね。

ただ、皆が歌うことが好きな人ばかりではありません。

 

歌うことが苦痛な人もいるので、昔は付き合いでカラオケに行っていたけど、今はめっきり歌わなくなったという人も結構多いものです。

 

そうなると、日常で話すことはあってもあまり大きな声を出すことはないので、声は出しにくくなったりと変化していきます。

 

今の60代の方はみなさん、歩いたり走ったり健康を意識されている人が多く、見た目もかなり若いです。

見た目を気にすることはあっても、声までは意外と気にしないですよね。

ただ、その変化に気づくのは久々にカラオケに行って歌うときなんです。

 

あれ?なんか声が出にくいなぁ・・・

昔はもっと高い声出ていたんだけどな・・・

など声の変化を感じる人が多いです。

 

60代からボイストレーニングを行うと、どんな効果があるのかみていきましょう。

 

1 声がしっかり出るようになる

声帯の筋肉は何歳からでも鍛えられると冒頭で言いましたように、声を出すことは何歳からでもできます。

実は人の体の中で、声帯が最も老化が遅いと言われているのです。

 

2 舌の動きをよくすることで、誤嚥性肺炎の予防

 

誤嚥性肺炎とは、食べ物や飲み物を飲み込む際に誤って食道ではなく、気管に入り、肺に入ることで炎症を起こす症状です。若い人でも、早く飲み込んだ時に、間違って気管に食べ物が入り、せき込むことがありますよね。

 

若い人なら、せき込んで出すことができますが、高齢になると咀嚼して飲み込む機能(嚥下えんげ)が弱くなります。

そのため、肺に入ってしまい、炎症が起きてしまうのです。

 

飲み込むときは、気管は蓋が閉じるように閉まり、食道が開いて、食べたものが通過します。息を吸うときは食道は閉じて、気管へ入り、肺へと送られます。

 

このタイミングがずれてしまうと誤って気管に食べ物が入ってしまうのです。

 

私は、70代の生徒さんのレッスンを担当してから、高齢者の身体や声の仕組みが気になり、介護の勉強をしました。初任者研修という資格も取得しました。

(いずれは、より声のスペシャリストになるために、言語聴覚士の勉強をしたいと思っています。)

 

その時に学んだのですが、誤嚥性肺炎を予防するには、しっかり噛むことも必要ですが、口腔体操というものでしっかりと口や舌などを動かすことが必要なんです。

 

パタカラ体操というものがあります。音楽に合わせて、パ・タ・カ・ラを発声するのです。すべて、舌を使い口も動きます。このようにすることで、誤嚥性肺炎を予防するのです。

運動をする前にストレッチをするような感じですね。

これは、あくまでも老人ホームで食事前に行われる体操ですが、舌を動かすというのはとても大事だと実感しました。

 

とはいえ、60代の方々はまだまだ若い方が多く、そんな体操は必要ないと思いますが、ボイストレーニングを日ごろから行うと、70代80代になってからも健康でいられると思います。

 

いつまでも健康でいるためには、足腰を鍛えて適度に歩くことも大事ですよね。

でも、もう一つ大事なのがなんじゃないかなと私は強く思うのです。

 

3 表情筋が鍛えられる

 

特に女性はいつまでも綺麗でいたいと見た目を気にしますよね。ボイストレーニングをすると、口周りを動かすので自然と口角が上がったり、表情筋が鍛えられて顔周りがすっきりします。

たるみやしわは加齢とともに増えていきますが、これらもボイストレーニングで解消できるのです。

若い人でも小顔になりたい!顔痩せしたいという人にもおすすめの、あいうべ体操というものがあります。

 

大きく口を あ・い・う・

と声を出して、(声を出さなくても口の形を作るだけでも良いです)

最後に、舌をべ~っと出します。

 

ほうれい線予防などにも効果が期待できるようです。

 

このように、ボイストレーニングは歌の上達以外にも、健康や美容にも効果があるのです。

 

ちなみに、腹式呼吸も血のめぐりが良くなるという効果もあるので、健康に最適なんです。

 

60代からでも遅くありません。歌が好きな人も好きではない人も、声を出すことでいつまでも健康的な生活をしませんか?

 

 

Soulfulカラオケ教室では60代以上の方のレッスンも行っています。

体験レッスンは お問い合わせからどうぞ