こんにちは。
カラオケボーカルトレーナーのYUKINOです。
まだまだ暑い日が続きますね。
熱中症に気を付けましょう。
そして、コロナ禍は続く中ですが、以前よりもうがい手洗いをしっかりしたり、対策されている方が多いと思います。
ライブなどのイベントが以前のように安心して開催されるのはなかなかまだ厳しそうですが、今回は人前で歌う、あるいは喋るときなどの緊張を抑える方法について書いていきたいと思います。
人前で歌うとき、喋るときの心理状態とは?
皆さん、お仕事で大勢の前で話さなくてはいけないとか、飲み会後のカラオケで歌わなくてはいけないなど、何かと人前で話したり歌う機会はあるかと思います。
そんなとき、そういうこと(歌ったり話すこと)が好きな人であれば、なんてことないんですが、苦手意識のある場合はものすごく憂鬱ですよね。
私は歌うことは好きですが、人前で話すことは苦手でした。なんというか注目されると緊張してしまうのです。
緊張するのはなぜか?
失敗してはいけない、とか
カッコよく見せたい、とか
自分の中で勝手にプレッシャーをかけているからです。
大事なプレゼンなどはもちろんプレッシャーがかかりますよね。
人はそのような状況で、上手くいく人といかない人がいると思います。
上手くいく人は、本番に強いタイプですね。
自分の心のコントロールが上手いともいえるでしょう。
また、事前の準備がしっかりできていて自信があるなども大きいでしょう。
学生時代のテストも、ちゃんと勉強していれば何も怖くありませんが、勉強していなければ不安で仕方ないですよね。
つまり、緊張しないためには、事前の準備 (心も) が必要なのです。
歌も同じで、普段から練習をして本番をイメージしながらが重要です。
自信がある人というのは、それだけ努力してきたという証なのかなと私は思います。
だからこそ、初めてのこととか、よくわからないことってやたら不安を煽るのです。
緊張は誰でもします。でも、その緊張と上手く付き合って、コントロールすることが緊張を抑える方法なのです。
緊張する心を落ち着かせる方法
では、具体的に何かというと
1 深い呼吸をする
2 できる!と前向きに自分に言い聞かせる
3 上手くいったところを想像する
まず、深い呼吸というのは、身体の緊張をほぐすために効果的です。緊張すると身体がバキバキに硬くなり呼吸も浅くなりがちです。そんなときは何回か深い腹式呼吸をするとリラックスできますよ。
そして、次に『自分はできる!大丈夫!』などと声に出したり、出さなくても心の中で念じてもいいでしょう。
言葉は魂を持つと言われますが、いい方向に行くにはいい言葉を自分にかけてあげると良いです。
成功したときのイメージをもつことも重要です。不安とはダメだったらどうしようとマイナス思考から出てきますよね。
なので、まずは上手くいくことをイメージすることが良いのです。
これらは事前準備をしっかりしたうえで効果があるはずです。
何もしていない中では、たとえ緊張を抑えられても成功するかはわかりません。
最後に一つだけ言わせてください。
特に歌の場合ですが、上手くいったというのは人それぞれ違います。
例えば、歌詞を間違えずに歌えた、ちゃんと声が出た、練習通りに歌えた、など人によって違うのです。
そして、聴いてる人の評価もまたそれぞれです。
自分では調子が出ていなかったと感じても、良かったよと言われたり、感じ方が違うからどれが正解とは言えないのです。
芸術とはそういうものですよね。
つまり、自分が思っているパフォーマンスができていればそれは成功なんだと思います。
たとえ、少し歌詞を間違えてしまったとしても、感情込めて歌えたなど、自分の中のすべてを出しきれれば後悔はないと思います。
歌の話になりましたが、話すこともそうですね。
話すことも歌うことも、結局は聞いてる人がいる前提なので、聞いている人に伝われば成功ですよね。
緊張と上手く付き合いながら、あとは回数をこなせば、慣れるということもあり、それが自信にもつながります。
以上が人前で歌うときに緊張を抑える方法についてお伝えしました。