こんにちは。
カラオケボーカルトレーナーのYUKINOです。
桜も咲き始めてきましたね。お花見っていいですよね。桜の木の下でおにぎりが食べたい・・・花より団子?の私です(笑)
さて、今回はカラオケスナックについて書いていきたいと思います。
カラオケスナックで歌うときの上手く歌うポイントや、選曲についてお伝えしていきます。
カラオケスナックってどんなところ?
カラオケは、ビックエコーや歌広場のようなカラオケ店のほか、カラオケを楽しみながら、料理やお酒が飲めるカラオケスナックがあります。
カラオケ店と違うところは、お店の中が一つの部屋であり、その店にいる人の中で、カラオケを歌うことです。
つまり、知らない人の中で歌を歌うということです。
えっ???
そんなの恥ずかしいよ
と思いますよね。
ですが、意外と楽しめます。
私も行ったことがあります。店にいるお客さんの人数にもよりますが、歌いたい曲を紙などに書いていきます。そして、お店のスタッフの方に渡します。
順番に歌う番が回ってきて、お店によっては小さいステージがあったりします。
もちろん、席で歌ってもよいですが、前に出て歌うのもよいです。
お店のお客さんは、ごはんやお酒を楽しんでいる人もいます。
そんな、カラオケスナックがおすすめなのはこんな人です。
カラオケスナックがおすすめな人
1 人前で歌うことに慣れたい人
カラオケでの練習は、一人でもくもく歌うという人も多いのではないかと思います。もしくは、友達など知っている人とのカラオケはよく行く人も多いと思います。
ただ、全く知らない人の中で歌うことってあまりありませんよね。
もし、何かの発表会や、人前でスピーチをするとか、歌以外でも人前に立つ機会がある人はスナックで歌うと人前で歌うことに慣れて、良い練習になると思います。
2 プロを目指している人
プロを目指しているなら、このような知らない人たちの中で歌う機会を多く持つべきだと思います。度胸もつきますし、もしかしたら思いがけない出会いがあるかもしれません。
定期的にライブ活動をやっている人なら、あまり必要はないかもしれませんが、何も活動をしていないなら、まずは街のカラオケスナックから始めてみてはいかがでしょうか?
3 カラオケを楽しみたい人
歌が好きで、ボーカルスクールなどに通っていて、腕試しみたいな感じで人前で歌うのもよいと思います。
いつもと違う環境で歌うことで新鮮でもあり、またやる気があがるでしょう。
4 歌を通して出会いを求める人
歌が好きな仲間を作りたい人は、こういう場所で探すのもよいと思います。
教室に通っている人なら、発表会に出ることで出会いが広がりおすすめです。
カラオケスナックで上手く歌うには?
では、いざ人前で歌うとき、カラオケ店で歌うのと何が違うのかということと、上手く歌うポイントをお伝えします。
カラオケ店とスナックの違い
1 空間の広さによる音の聞こえ方の違い
カラオケ店は個室がたくさんあり、一人カラオケの場合は狭い部屋になることが多いです。特に都内のカラオケ店は狭い部屋が多いです。
そのため、スピーカーが近く、声や音楽がすぐ跳ね返ってくるので聞きやすいです。
しかし、スナックはお店そのものが会場なので、当然カラオケ店よりも広くて、スピーカーの数や位置も違うことがあります。
ライブハウスほどではありませんが、カラオケの部屋よりも広いため、音の聞こえ方が変わります。
空間が広ければ広いほど、音の聞こえ方が変わるのです。
2 音量が大きい
スナックでは、様々なお客さんに楽しく歌ってもらうために、音量が大きく設定されています。エコーも結構大きく設定されていて、スナックの店の前を通ると、歌っている人の声が聞こえてくるほどです。
そのため、歌う側はとても気持ちよく歌えるのが特徴です。
ただ、音楽の音量も大きいので、負けずに出してしまうと知らない間に喉を傷めているかもしれません。
エコーもかなりかかっているので、慣れていない人は自分の声を聞き、びっくりするかも?
3 音量の調節が安易にできない
カラオケ店なら、音量が大きいなとか小さいなと思えば、自分でつまみを回して適当な音量に調整できますが、スナックではそのような調節はお店の方がするので、自分では難しいです。
ライブハウスなら、プロの音響さんが声と音楽とのバランスを考えて、調節してくれますが、お店ではほとんど皆同じボリュームでしょう。
4 知らない人の中で歌う
まさにこれが一番の違いですが、知らない人の前で歌うことは実は一番の練習になります。なぜかって?
緊張するからです。
プロのスポーツ選手も多くの観客の前で緊張の中、一番のプレーをするので、それはかなりのメンタルが必要です。
100回の練習よりも1回の本番
というように、どれだけ練習するのも大事ですが、本番を経験することがとても意味のあることで、早く上達するための近道なのです。
そんなカラオケ店との違いでしたが、これを踏まえたうえでどのように歌えばいいのか?詳しく見てみましょう。
カラオケスナックで上手く歌うために気を付けること
【マイクと口の位置に気を付ける】
マイクも音楽も全て音量が大きいので、調節するなら、マイクです。
自分の声が小さくてカラオケに負けているなら、マイクを近づけてみましょう。
すると、声がよく聞こえるはずです。
また、逆に声が大きい人は、マイクを少し遠ざけることで、バランスが良くなります。
声以外でも、例えば後ろのカラオケが大きすぎるときも、マイクを近づければ、自分の声の方が大きく聞こえて歌いやすいでしょう。
その逆に後ろのカラオケが小さく聞こえたなら、マイクを離せば、声よりもカラオケの方が聞こえるようになり歌いやすくなります。
マイクを上手く使い、自分の歌いやすい状態を作るのです。
自分の声が大きすぎても歌いにくいですし、小さすぎても歌いにくいです。適度な音量がわかればかなり歌いやすくなるでしょう。
【皆が知っている曲を歌う】
これもスナックで歌うときに重要です。
例えば、路上でライブをしている人を見かけたとき、全く知らないオリジナル曲を歌っているのと、皆が知っている曲をカバーして歌っているなら、どちらが聞きたいですか?
もちろん、プロを目指しているなら、自分のオリジナル曲をたくさんの人に聞いてもらい、ファンを作ることが大事ですが、その前にまずは知っている曲を歌い、注目を集めることが必要です。
前座のような感じですかね。いきなり自分の世界を見せられても、よっぽどいい曲でない限り人を集めるのは難しいのです。
話がちょっとずれましたが、スナックでも皆が知っている歌を歌うことで、あぁ懐かしいなとか、いい曲だよねとあなたの歌を聞いてくれます。
これが、例えば、ものすごいヘビメタロックが好きで、カラオケスナックで歌ったら・・・どうでしょうか。
まぁ、特に決まりがあるわけでもないし、自由に好きな曲を歌えばいいんですが、間違いなく浮きます!
あくまでもカラオケスナックでの話ですが・・・
なぜかといえば、スナックにいる常連のお客さんは割と年配の方が多いからです。
もちろん若いお客さんもいるでしょう。会社の飲み会のあとのカラオケでスナックに行くこともあると思います。
ただ、いろんな人がいるので、選曲で間違いないのは、70年代や80年代のヒットした曲です。
バラードでもいいですし、ポップな曲でもいいです。
皆が知っている曲であればなんでもO.Kです。
音痴を気にしている人もスナックでは気にせずに歌うことをおすすめします。
なぜなら、エコーがしっかりかかっているので、ある程度音がぼかされます。
録音したら、はっきり音がずれているのがわかりますが、エコーがかかると声がぼわーんと広がるので、細かい音までは意外と気にならないのです。
お風呂場では声が良く反響して気持ち良いですよね。そんな感じです。
なので、思い切り、楽しんで歌うことをおすすめします。
以上をまとめますと、カラオケスナックでは、
マイクと口の位置を気を付けて歌うこと!
選曲は皆が知っている曲!
この二つで間違いなく、カラオケスナックを楽しめますよ。
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