こんにちは。
カラオケボーカルトレーナーのYUKINOです。
梅雨も明けて、夏本番ですね。
今回のカラオケあるあるは第5弾です。
すごく頑張って歌っているのに、意外と声が出ていなかったり?出している割にマイクに声が乗っていないことってありませんか?
それは何でなのか?
そして、どうすればよいのか?原因と解決策を今回もお届けしたいと思います!
声がマイクに乗らないのはなぜ?
カラオケ店では、部屋にスピーカーが二つついています。
歌えば、スピーカーから声が聞こえるわけですが、自分の出している声が聞こえにくい場合はいくつかの原因があります。
1 マイクの音量が小さすぎる
カラオケのミュージックの音量に対して、マイク音量が小さすぎるとミュージックの方が大きく聞こえてしまいます。
通常、音量はカラオケ店で基準の設定値が決まっていて、最初は基準の設定値になっているはずです。
ですが、曲によっては音量が大きく聞こえるものもあり、調節が必要です。
自分の声が聞こえないと、音やリズムがあっているのかわからなくなるので、カラオケが苦手な人は特に自分の声がよく聞こえる状態にすることをおすすめします。
2 マイクと口の距離が離れすぎている
これもよくあることですが、カラオケのマイクを口から離しすぎてマイクが遠い状態で歌うと、マイクの意味がなくなってしまいます。
カラオケ店のマイクは、結構よく音を拾うので、そんなに声を出さなくてもマイクに声が入りますが、その状態を癖付けてしまうと、いざステージで歌うときは普通のマイクなので、全く声が出ていないという事態になりかねません。
和田アキ子さんみたいな声量のある人ならいいですが、そうでない人があまりにマイクを遠ざけるのはよろしくないんです。
カラオケで、大きすぎて気になるからマイクを離している人はマイクの音量を下げて、マイクに近づけて歌うようにしましょう。
3 そもそも声量が少ない
マイクを特に遠ざけているわけでもなく、マイクの音量とミュージック音量も普通の状態でマイクに声が乗っていない場合は、声が小さいからということが原因です。
比較的、男性よりも女性の方がこの問題にぶち当たる人が多い気がします。
声量を上げるためには、発声トレーニングが効果的です。
そして、息を吐くトレーニングも声量を上げるために必要不可欠です。
声量が少ない人は、息を吐く強さも弱かったり、長く安定して吐けない人が多いです。
息が吐けないと、声も安定して出すことができません。
ここで、息を長く吐くトレーニングをご紹介します。
声量をアップさせるロングブレストレーニング
まず、今その場で息をスーっと音を立てて吐いてみてください。
何秒間伸ばせることができますか?
最初は10秒間続くように吐いてみましょう。
続いたら、次は15秒にします。
吐く長さが変わることで、吐く息の量も調節しましょう。
15秒吐くことができたら、15秒吐いて、1秒で息を吸い、また15秒吐いていきましょう。これを時計一周するまでやってみてください。
時計の針が12のところから始めたら、3→6→9→12
という感じに息を吐いていきます。
このトレーニングをするだけでも声量がアップします。息をトレーニングしたら声でも同じように15秒ごとに出す練習をしてみましょう。
マイクに声が乗っていない原因はその他まだあります。
・マイクと口の角度があっていない
カラオケ店のマイクもライブハウスのマイクも、マイクの中央部分からしか音を拾わないので、マイクを角度を付けずにまっすぐ持ちすぎていると、口がマイクの横部分にくるので声が入らないのです。
マイクを持つ際は、口元にマイクの頭の部分がくるようにマイクを少し斜めに持つことが重要です。
・声を鼻にかけている
・息ばかり吐きすぎて声に芯がない(抜けている)
これらは、発声の問題なので、声量が少ない人と同じように、正しい発声を身につけることで解決するはずです。
以上が一生懸命歌っているのに声がマイクに乗っていない!原因と解決策でした。
発声については当教室でトレーニングすることができます。
気になる方はSoulfulカラオケ教室のお問い合わせからどうぞ