東京・埼玉の出張カラオケレッスン Soulfulカラオケ教室

カラオケが苦手な人も楽しく上手くなれる!カラオケボーカルトレーナーYUKINOのSoulfulなボイストレーニングブログです。

オリジナリティを出したい!アカペラで歌う練習をしよう!

 

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こんにちは。

 

カラオケボーカルトレーナーのYUKINOです。

 

今年もあと少しですね。インフルエンザなど流行っていますが、乾燥は大敵です。常にマスク装着の私です。

 

さて、皆さんはカラオケで歌うときに、なんか単調な歌い方になりつまらないなぁって思ったことはありませんか?

もしくは、誰かのものまねみたいにしか歌えず、自分らしさがわからないという人!

最初はもちろん、真似から歌を練習することは悪くないですし、勉強になるのですが、ある程度習得してきたら、やはり自分らしさというものが欲しくないですか?

 

特に、プロを目指す人には、オリジナリティのある歌い方を身に着けてほしいですね。

なぜかって?

 

みんな同じような声で同じような歌い方では、なかなかファンを獲得することが難しいからです。いわゆる皆で合わせる合唱などは一人抜き出ていたら浮いてしまうのでよろしくないですが、ソロシンガーの場合は、パッと聞いただけでこの人の歌声だ!ってわかるような特徴が必要です。

 

例えば、サザンの桑田さんの声って聴いたらすぐわかりませんか?

松任谷由実さんや、中島みゆきさんなどヒット曲を出しているアーティストは皆さん声に特徴があります。そして、歌い方も個性的ですよね。

 

最近は、ヒットした曲をほかのシンガーがカバーして歌う、カバーアルバムが流行っていますが、同じ曲でも違う人が歌うだけで全然違う雰囲気になるのが面白いですね。

 

徳永英明さんが女性のバラード曲をカバーしていますよね。男性ですが、また女性シンガーとは違う切なさを見事に歌っていて徳永さんの世界になっています。

 

最近は井上陽水さんの曲を様々なアーティストがカバーするアルバムが出ましたね。

私の大好きな宇多田ヒカルさんも少年時代で参加しています。

本当、カバーアルバムを聴くと、そのシンガーのオリジナリティーがよく出ていて、一つの食べ物を二度楽しめるような気分になります。

 

カレーを食べて、翌朝カレーをリメイクしてドリアで食べるみたいな(笑)

 

とにかく、シンガーに必要なものは個性であり、歌い方も声もその人しか出せない唯一のオンリーワンなのです。

 

SMAPの世界に一つだけの花という曲がありますが、まさに歌は世界に一つだけのあなたの声(歌)なのです。

なので、よく歌うまシンガーを決めるカラオケバトルなどやっていますが、正直みんなそれぞれ声も違えば、歌い方もジャンルも違うわけで、それを点数でランキングするのはどこか間違っているのでは?といつも思います。

 

だって、皆それぞれ好みもあるじゃないですか?

息混じりのソフトな声が好みの人もいれば、透明なクリアな声が好きな人もいるし、パワフルな力強い声が好きな人もいる。また、歌の曲調によっても全然違う。

 

しかも、そういう場に出てくるシンガーは皆、普通に上手いです。歌の上手さって誰かに判断されるものでもないなぁって思います。

むしろ、歌は上手いかどうかではなく、伝わるかどうか?だと思います。

 

上手いだけの人ならハッキリ言ってたくさんいます。現に今まで、たくさん歌える上手い生徒さんも見てきました。

もちろん、歌が下手だと悩んでいる生徒さんもたくさん見てきましたが、最初からそれなりに歌えている人もいることは事実です。

 

ただ! 歌えるだけで、聴いている人に感動や何か感情を揺さぶるような歌が歌えている人はほぼいません。

 

プロ志望の生徒さんでも、ただ歌っている感が強くて、上手い自分に酔っている人も中にはいます。そういう人は、伝えようという思いではなく、ただただ歌が上手い自分の声を聴いてくれ!というアピールが見ていてわかります。

 

いわゆるナルシストってやつです。

歌を歌う人で、そこそこ歌える人に多いです。

 

そういう人はいつまでたっても、伝えられるシンガーにはなれません。

歌は役者と同じようなものです。

見ている人に感情移入してもらえるぐらいでないと歌で人を呼ぶことは難しいのです。

 

だから、私は歌が上手いかどうかではなく、伝わるかどうかで判断しています。

この人の歌は上手いけど、なんか物足りないんだよなとか、なんか惹かれないなというのは大抵ただ歌っている歌うまシンガーです。

 

私は、この教室の名前をソウルフルというワードを入れたのは、歌を上手いだけではなくて、歌が苦手な人もソウルフルに歌えるようになってほしいという想いからです。

魂の歌声を出してほしいと思います。上手いとか下手とか関係なく、心を歌に込めてほしい。そんな私の願いがあります。もちろん、心だけではなく歌うための基本的な発声や歌の技術も含めてレッスンをしています。

 

私自身は、正直自分の歌に自信はありません。

声もまだまだ発展途上で完璧ではありません。でも、歌が好きだって気持ちと、歌を苦手な人に歌を楽しいと思ってもらいたい!という想いは強いし、そこだけは自信があります。

 

なので、歌が上手くなりたいという思いは大事ですが、是非魂の声を歌に乗せられる人になってほしいです。

 

ものすごく、前置きが長くなってしまいましたが、本題のオリジナリティについてです。

 

オリジナリティを出すためにアカペラを歌おう!

 

 

オリジナリティを出すために必要なことは何だと思いますか?

 

 

正解は、誰かの真似ではない素の自分の声を出すことです。

 

でも、なかなか誰かの歌を歌うと勝手に真似になっちゃいませんか?

一番手っ取り速いのは、自分の曲を作って歌えば、自分の歌なので、自然とオリジナリティは出せます。

 

ただ、プロ志望の人にはそのような作詞作曲も勧めますが、趣味の方にはアカペラで歌う練習を勧めています。

 

アカペラで歌うと自分の個性がわかる!?

 

 

アカペラって実はとても高度で難しいです。なぜなら、何もリズムも音もない中で歌うからです。

歌が苦手な人に共通して多いのが、アカペラで歌うと途端に自分の歌いやすいキーで歌い、原曲よりもだいぶ低い音域で歌っていることです。

 

よくこんなことありませんか?

 

家で鼻歌とかで軽く歌うと、歌えている気がするのに、いざカラオケで歌うと全然声が出ない!という事態。

これは、家では比較的小さな声で軽く歌っているので声は高く出やすいのと、キーも自分の歌いやすい高さで歌っているので、歌いやすいということ。

 

いざ、ピアノで音を確認すると結構歌の高さが高いことに気づくのです。

 

そんな難しいアカペラですが、おすすめは、原曲の最初の音をピアノで確認して声出ししてから、歌いだすという練習です。

 

リズムも何もないので、リズムが苦手な人は途中で速くなったり遅くなったりするかもしれません。

そんなときにおすすめは、メトロノームのアプリを使って一定のリズムを聴きながら歌うと良いでしょう。

 

アカペラで歌うと、自分の声しかないのでもろに抑揚などがはっきりわかります。

つまり、カラオケでは後ろの音にごまかされていたのが、アカペラになると自分の声のみなので、盛り上げるのも自分の声でしかできないのです。

 

歌がのっぺりする人は、是非アカペラで歌ってみましょう。いかに抑揚をつけた方がいいのかわかると思います。また録音することも良いです。

 

表現力を付けたい人もアカペラで歌うと色々見えてくると思います。

 

アカペラで伝わる歌を歌えたら、本物の歌が上手いシンガーだと私は思います。

 

プロ志望の人も、趣味でカラオケが上手くなりたい人もおすすめですよ。

ただ、音やリズムに自信のない人は、ボイストレーナーとのレッスンで聴いてもらいながら行うことをおすすめします。

なぜなら、自分一人でアカペラを歌うと、キーやリズムがバラバラで歌うことが癖ついてしまう可能性があるからです。

 

歌の表現は自由ですが、あくまでも歌の音程やリズムには乗っていることが必須条件です。

 

自分だけの声と歌い方を身に着けて歌をもっと楽しみましょう!!

 

Soulfulカラオケ教室では体験レッスンを行っています。

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