こんにちは。
カラオケボーカルトレーナーのYUKINOです。
花粉シーズン到来ですね。毎年この季節は鼻がつらいです。
今年は去年よりも多いような?気がします。
さて、前回まで声と医学的なお話を続けてお伝えしましたが、今回は癒される声について書いていきたいと思います。
声っていろんな声があります。低い声や高い声、響く声、通る声・・・など様々です。
あなたはどんな声ですか?
歌うときの声と話す声は若干違いますが、あなたは自分の声を聴いたことがありますか?
好きなアーティストの歌が、すごい良いなぁと思うとき、歌の歌詞やメロディがいいからというのももちろんですが、その人の声が好きなんですよね。
私は音マニアなので、ささいな日常の音なども好きですが、癒される声だなぁと思う声は特に聞き入ってしまいます。
癒される声とはどんな声なのか?私なりに解釈してみました!
癒されるときの脳の状態と癒される音楽とは?
アルファ波という言葉を聞いたことがあると思います。アルファ波は、脳が発生する電気信号の中の8~13Hzのことをさすそうです。
アルファ波はリラックスしているとき、例えば寝ているときに発生することが多いようです。
音楽は、聞くだけでアルファ波が出るものもあります。
いわゆる癒される音楽ですね。ヒーリングミュージックなどです。
例えば、ヨガやマッサージサロンでかかっている音楽を想像してみてください。
波の音や、ゆっくりとした曲調、ピアノサウンド・・・など心地よいと感じる曲はたくさんあります。
体をほぐすには、頭の中もほぐす必要があります。余計なことを考えず、ぼーっとする時間っていいですよね。そんなときに癒しの音楽を聴くことで自然と頭も体もほぐれていくのです。
そんなアルファ波ですが、脳を活性化する効果や、免疫力を高める効果もあるようです。
声はどんな声が癒されるの?
癒される声は、上記のヒーリングミュージックに近い音、ゆらぎ と呼ばれる声です。
例えば、美空ひばりさんや、宇多田ヒカルさん、徳永英明さん、MISIAさん、小田和正さんなど。
細かいゆらぎの声を持っています。
別名、【1/fゆらぎ】エフぶんのいちゆらぎ と呼びます。
1/fゆらぎは、自然界の音に多いようで、聞くだけで癒されます。そんな1/fゆらぎを人間の歌声で出ているのが上記のアーティストたちなのです。
話が脱線しますが、揺れると人は心地よく感じますよね。例えば、電車でゆらゆら、眠たくなりますよね。海の波の音が聞こえるところでハンモックに揺られたら、心地よいです。(そんな優雅なことをやってみたい・・・)
ゆりかごってありますが、ゆらゆら揺れると体はリラックスし、脳のアルファ波が出てくるのでしょう。
癒される声は、そんなゆらぎの声を持つ人が多いですが、個人的に思った癒される声をご紹介します。
①息が乗ったやわらかい声
そっとささやくように歌うとこの声が出ます。息がのっている声は聞いていて心地よいです。
上記に書いたアーティストの方々もこのような出し方をされていますね。
前に教えていた生徒さんの声がとても癒される声でした。その方は、絵本の読み聞かせをボランティアでやったり、仕事も電話のオペレータをしていたそうです。クレームの電話の時も彼女が対応すれば相手の怒りが収まるほど。
凄い癒し効果ですよね。
いつも話を聞いているだけで、勝手に癒されていました。何とも言えない脳がほぐされていく感覚・・・音マニアにはたまりません(笑)
ぜひともナレーターや声優さんになってもらいたいぐらいでした。声は誰とも同じではない唯一の楽器です。天性のものですから武器ですよね。
②小さい子供の声
小さな子供の声って癒されるんですよね。子供がキ~っと叫ぶような甲高い声は苦手ですが、そうではなく、普通におしゃべりしている声が癒されます。
私は今までに最年少では小学1年生の女の子を教えていましたが、本当に癒されました。
声だけではなく、行動を見ているだけでも充分癒されますが、声がとても良いです。歌声もかわいいですよね。
小学生のころまでは男の子も女の子も声が高いです。なので、歌声も高いです。
男の子は中学生ぐらいで声変わりすると声が低くなります。その時期の声はガラガラして安定せず、かなり出しにくくレッスンで苦労している男の子が多かったです。
女の子は声変わりとまではいかなくても、子供のころより成長するにつれて声の音域が変わります。
子供の時からボイストレーニングをすることはとてもよいと思います。
話がそれましたが、そんな癒される声のご紹介でした。
声は人それぞれ違いますが、出し方によっては様々な声を出すことができます。
ボイストレーニングをすることで声を自由に操れるようになります。
Soulfulカラオケ教室では歌以外にもボイストレーニングもできます。
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