こんにちは。
カラオケボーカルトレーナーのYUKINOです。
まだまだ暑い日が続きますが、体調管理はしっかりしたいですね。
歌って意外と運動なんですが、今回は歌が上手くなるための筋トレ方法をお伝えしていこうと思います。
家で簡単にできるので、テレビを見ながら、音楽を聴きながらなど何かをやりながらでもやってみてください。
歌に必要な筋肉とは?
1 声帯
まずは、歌うために身体のどこを鍛えればよいのか?ということですが、スポーツなら下半身の筋肉や、腕の筋肉、太もも・・・など目に見える分、わかりやすいですが、歌うことも果たして必要なの?と思いますよね。
歌うということは、声帯を使うので、声帯は粘膜で出来ていて、実際に声帯を動かすのが声帯周辺にある筋肉なのです。
でも、そんなこと言われても目に見えないし、鍛えるってどうやって?
という疑問がわきます。
声帯を鍛えるには、声を出すことが一番です。足の筋肉や腕の筋肉も使えば、使うだけ強化されることと同じように、声帯も使うことで強くなっていきます。
そのため、まずは声を出すことを家でも行ってもらいたいのですが、なかなか今の住宅環境では歌うような声を出すことなんて難しい!?ですよね。
なので、ハミングと呼ばれる発声方法をおすすめしています。
ハミングとは、ふ~ん と相槌をうつときの、~ の部分です。
もしくは鼻歌がわかりやすいでしょう。
そのハミングの発声で、軽く声を出してみてください。
そのときに力が入らないようにあくまでも軽く!がポイントですよ。
このハミングの発声は、音をしっかり取る練習にもなります。
歌を聴きながら、一緒に口ずさんでみてもいいでしょう。
2 下半身の筋肉
続いては、身体の筋肉です。
実は、歌うことって意外とお腹から下が重要なのです。
お腹に力を入れて声を出して!と昔からボイストレーニングで聞く言葉ですが、お腹に力を入れるというよりは、例えば横から誰かにポンと押されても倒れないようにしっかり立つということがポイントだと私は思います。
私たちは、意外とまっすぐ立っている状態でも、踏ん張りがないとフラフラ倒れてしまいます。
電車でつかまるものが何もない状態で、ゆらゆら揺れるとき、自然と踏ん張っていませんか?
その踏ん張るということが歌にも必要です。
では、具体的にどこを鍛えるといいのか?
踏ん張り=支えです。
倒れないように踏ん張っているときは、お腹の下の方にある丹田とよばれる部分に力が入ります。
ヨガなどでも聞いたことがあるかと思います。
なので、その丹田を鍛えるには、下腹部を主に鍛えるといいでしょう。
例えば、椅子に浅く腰を掛けた状態で、背もたれによりかからない状態で、後ろに身体を倒していき、背もたれギリギリのところでストップします。
この状態で何秒間かキープします。
慣れてきたら、足を浮かせた状態で行うのも負荷がかかり、よりきつくなりますが鍛えられるでしょう。
足上げ腹筋もおすすめです。
下半身の踏ん張りを強化するためにスクワットも良いですね。
スクワットは、最初は両足で普通のスクワットを行い、慣れてきたら片足立ちになります。
片足の状態は、左右のバランスがとても悪くなり、ふらふらしやすいのですが、この状態もまた支えを強化できます。
その片足の状態で、スクワットするのです。
結構きついので、最初は無理をせずに普通のスクワットをやってみてください。
下半身を鍛えることで、上半身の余計な力が入りにくくなるので、高い声を出したい人やパワフルに歌いたい人なども効果的です。
いつでもできるので是非やってみてくださいね。
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