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カラオケが苦手な人も楽しく上手くなれる!カラオケボーカルトレーナーYUKINOのSoulfulなボイストレーニングブログです。

声がこもりやすい人のための解消トレーニング方法

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こんにちは。

 

カラオケボーカルトレーナーのYUKINOです。

最近は、雨ばかりですね。秋らしい晴天が恋しいです。

 

今回は、声がこもりやすい人に向けた解消方法を書いていきます。

歌以外でも、結構声の悩みを抱える人は多いものです。

私がこれまで担当した生徒さんの中でも、この悩みはよく聞きました。

 

声がこもりやすいよく聞き返される頑張って歌っているのに声が小さい、などこれらの悩みのある人は、参考にしてみてくださいね。

 

 

声がこもりやすい人の特徴

 

 

声がこもるという状態って、具体的には声が口の中でモゴモゴしていて、何と言っているのか相手に伝わりにくく聞き取りにくいことです。

人間の口の中の構造は大体同じですが、人それぞれ、舌の長さや口の大きさなど微妙に違うのです。

なので、声がこもりやすいことも口の中の構造が影響していたりします。

 

例えば以下のような原因が考えられます。

 

1 舌が長く、声を出すときに邪魔している

 

舌の長さは人それぞれです。よく舌足らずという言葉がありますが、舌が短すぎて言葉が上手く発音できていない状態を指します。しゃべり始めたばかりの小さい子供はそのような話し方になりますよね。

舌の動きが影響しています。

舌が長すぎても、喉の中でふさいでしまい、結果的にこもるような感じになるのです。

そのような人は、舌の動きが硬い人も多いので、舌を動かしたりストレッチをすると良いです。

 

前に滑舌をよくする方法でも書いてますので、詳しくはそちらを見てください。

 

www.karaoke-soulfulvoice.com

 

2 口の中が狭い

 

そもそも、外国人に比べると日本人の口の中は狭いと言われています。骨格が大きく関係しています。外人の方って口が大きい人が多いと思いませんか?

アメリカではハンバーガーなども日本よりも大きいサイズですよね。

 

そのため、口の中も広いので、声がよく響く構造なのです。例えるなら、ライブホールですね。口の中がホールだとして、そのホールが広くて空間が空いていれば、音は響きますよね。

ところが、日本人のように口の中が狭いことで、もとのホールが狭いので、響く環境が小さいわけです。

よく、歌は身体が楽器だとか言いますが、まさに口の中は声が響くための楽器なんです。

 

では、もともと口の中が狭い私たち日本人は、ただでさえ声がこもりやすいのですが、一体どうすればいいの?って思いますよね。

 

答えは簡単です!

 

口を大きく開けることです。口を開けることで、音の響きを作り、音の流れをスムーズにする空間を作ります。

声がこもりやすい人の特徴は、構造上の問題も大きく影響しますが、特徴として、皆さん口が全然開いていない!!

 

今まで、多くの方の声を聞きましたが、声がこもる人や声量のない人の口元を見ると、口がほぼ開いていないです。

顎が外れるほど開ける必要はありませんが、ある程度は開ける必要があります。

 

口を開けるのは、外側だけではなく、口の中も開けることが重要です。

よく、あくびの口で!って言いますが、あくびの時の口は大きく開きますが、喉も開く感覚がありませんか?

 

あくびをしながら、声を出すと妙に大きな声が自然と出ます。それが、喉が開いた状態の発声です。

 

ただ、これはあくまでも発声の基礎であり、歌うときは常にそのような状態ではありません。常にそのような声で歌うとオペラのような歌い方になります。

 

大体の方はカラオケなどポップスを歌いたい人が多いので、喉を開くというのは基礎として覚えると良いでしょう。

 

声がこもりやすい人は口を開けましょう!というのが今回、一番伝えたいことです。

 

では、実際にどのようにレッスンすればいいか実践です。

 

声がこもりやすい人の解消方法

 

 

まず、鏡があるところで、ア~と声を出してみましょう。

自分の口の開き具合はどうですか?

 

口は縦に開くと声が響きやすいので、少し縦に開けるようにしましょう。

そして、開ける目安は、指を縦に二本分入るぐらいの大きさです。

 

意外と開けますよね。皆さん、普段あまり開いていない人が多いです。

例外で腹話術のいっこく堂さんのように、口を開けなくてもはっきり何と言っているのかわかる人もいますが、腹話術のプロですので、大体の方は口を開けた方が声がよく響くようになります。

 

続いて、鏡を見ながら、あえいおう と母音の発声をします。

母音の発声は、声がこもりやすい人にはおすすめです。口はなるべく、開けたまま発音していきます。

 

さらに、舌を使うラ行の発声も良いです。ラは舌を大きく使うので、滑舌が悪い人にも有効です。

こもりやすい人はラが発音しにくい人も多いので、トレーニングになりますよ。

ラがナにならないように、舌を動かします。ラが言いにくい場合は、ラと発音するときに下あごを少し下に動かすとスムーズに発音できると思います。

 

その他にも、笑うような感じで上あごを上げて前歯を見せることで、声色が明るくなるので声がこもる人にはおすすめです。

声がこもる人は声が低くなりがちなので、前歯を見せるようにすると声がクリアになり、必然的に高くなりますよ。EXILEのATSUSHIさんの高音を出しているときの口元を見てみるとイメージがつきやすいと思います。

 

物理的に声がこもりやすくなる原因

 

 

余談ですが、私は大人になってから矯正をしました。矯正により発音がしにくくなった経験があります。

矯正は、そもそもかみ合わせが悪くて始めるものですが、かみ合わせが悪いことも発音にかなり影響します。

そして、かみ合わせをよくするために、歯を動かす最中も発音がしにくくなるのです。

次回は、発音と歯並びの関係について書いていこうと思います。

 

私の場合は、矯正の装置がつくと、イが発音しにくくなりました。

サ行も最初は発音しずらかったですね。ワイヤー装置と歯の間?から息が抜けてしまうような感覚でした。

地に足がついていないって言葉がありますけど、まさに口に歯がついていない?(笑)ような歯が常に浮いているような感覚です。

 

これは矯正経験者しかわからないあるあるかな?

 

そんなこんなで、歌を歌う私が直面した矯正地獄の日々(!?)の出来事を次回はお伝えします。

 

声がこもりやすい人は、口を開けて話す(歌う)ようにすると声が響くようになりますよ。

 

Soulfulカラオケ教室では、声の悩みも解消するレッスンを行っています。

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