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カラオケが苦手な人も楽しく上手くなれる!カラオケボーカルトレーナーYUKINOのSoulfulなボイストレーニングブログです。

歌うことが好きではない人のための歌嫌い克服法

 

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こんにちは。

 

カラオケボーカルトレーナーのYUKINOです。

 

私は歌が好きで、歌うことが好きで、この仕事をしていますが、歌が好きで歌を習いたいという人ばかりではありません。

 

歌が好きではない、むしろ歌うことが嫌いだという人も結構いるのです。

では、そんな歌が嫌いな人がどうしたら歌が楽しいと思うのか?私なりの歌嫌い克服法を考えてみました。

 

歌が嫌いな人の心理とは?

 

 

まず、歌が嫌いな(苦手な)人はなぜ歌が嫌いなのか?

 

1 音痴などを気にして歌うことが上手くできないから

2 そもそも音楽に興味がないから

3 歌うことに対して恥ずかしさがあるから

 

歌を聞くこと自体が嫌いという人も中にはいるかもしれませんが、大抵の人は歌うことに対してだと思います。

 

歌が楽しくない=歌が上手く歌えない

 

つまり苦手意識が大きいということです。

 

好きだけど苦手という人も多いです。

そのような人は、上手く歌えたら楽しいだろうなと思っているので、レッスンを受けてトレーニングをすれば苦手意識は解消されます。

 

問題は、歌が苦手で嫌いだという人です。

 

歌はの部分が大きく関係しているので、嫌いだという心はかなり壁を作ります。

 

 

歌が嫌いな人が歌を嫌いになるのは、何かきっかけがあるのです。

 

例えば・・・

 

1 幼少期に親や友達などから、音痴だと言われた

2 誰にも言われていないけど、自分で自分は歌が下手だと思いこんでいる

 

1のパターンの人を何人か私はレッスンを担当しています。

話を聞くと、本人の中では深刻なトラウマのようなもので、そのメンタルはなかなか手強いです。

 

特に幼少期に誰かに言われたことって結構覚えていたりするので、それがいいことならいいですが、悪口のようなものや自分の評価を下げるものだと心にザクっと傷をつけますよね。

 

私は、小さいころから外が大好きで小学生の頃もよく外で遊んでいて、人よりも色が黒かったので、同級生から国籍はどこ?とか言われたことがあり、そのときはひどく傷ついたものです。

(インド人とか中東よりの黒さだったようで・・・今じゃ笑い話ですが)

 

小さい頃言われたことは結構根が深く残るのです。

 

もし、歌を楽しく歌っていたのに、あんた音痴だねとか言われたり笑われたら、一気に歌うことが楽しくなくなりますよね。

 

そのような経験で歌が嫌いになる人は意外と多いもので、克服するのにはかなり時間がかかります。

 

まず、正しい発声や音の取り方など、コンプレックスの部分の改善をしていくのです。

ですが、心の深いところでは、私は歌が下手だという呪文みたいなものが染みついているので、身体はなかなかいうことを聞きません。

 

例えるなら、犬が怖いという人が犬の前に立つと、犬にその気持ちが伝わってしまうような感じです。

 

歌が嫌いだとか苦手意識を強く持ちすぎると、勝手に喉を硬くして、身体のいたるところに力が入り、声を委縮させるのです。

 

これの究極が緊張した状態とよく似ています。

 

つまり、苦手意識が歌うことを邪魔してしまうのです。

 

 

では、2の人はどうでしょう。

誰にも言われたわけではないけど、誰かの歌を聞いて比較して自分は下手だと思ってる人です。結構そのような人も多くいます。

体験レッスンでそのようなことを言う人が本当に多かったからです。

私は歌が下手で・・・とか、音痴で・・・という人。

 

そのような人の歌を聞くと、大体こう思います。

 

言ってるほど、下手ではないのになぁと。

 

特に音痴ですという人は、大抵の人は音痴ではないのです。

 

 

音が少しズレてしまうとか、音がわからなくなるという人は自分が音を外したことをわかっています。そのタイプの人はレッスンで改善できます。

本当に音が取れない、明らかに音が違うという音を合っていると思って歌う人は音痴だと思います。

 

いわゆるジャイアンのような感じですね。

 

でも、本当の音痴の人はあまり気にしていない(というか気づいていない)ので、レッスンを受けには来ません。

ということで、音痴を気にしている人は真の音痴ではないのです。

 

ただ、1の人と同様に、自分は下手だというレッテルを自分で貼っているので、そのメンタルをほぐしていくことは相当時間がかかります。

 

では、本題です。そのようなメンタルの人が歌嫌いを克服するにはどうすればいいのか?見ていきましょう。

 

 

歌が苦手な人の克服方法

 

 

歌が上手く歌えたら、楽しいですよね?歌に限らず、スポーツや勉強も上手くできれば楽しいものです。

テストでいい点をとれば、また頑張ろうと思うわけです。

 

歌はどうでしょう?

勉強はテストで点数として評価がわかります。

スポーツも試合などで勝ち負けがあり、自分の実力がわかります。

でも、歌は直接評価がわかる手段が少ないのです。

 

もちろん、教室に通っている生徒さんからは、家族から上手くなったねと言われたとか、誰かの評価を通じて自分の上達を知ります。

ただ、歌はその人の個性もあり、芸術なので、テストで何点取ったらすごいみたいな目安が歌にはありません。

 

つまり、比較しようのないのが歌なのです。

 

プロの人はみなさん、歌が上手いですが、誰が一番上手いのか正直わからないですよね。カラオケの採点機能を使えば、点数として評価を知ることができますが、歌は点数ではないのです。

最終的には聞く人の心をつかむことができれば、歌が上手い下手はある意味関係ないのです。

 

歌が下手というかそこまで歌唱力が高くないアーティストでも、いい歌を歌う人もいますし、どんなにカラオケの点数では高得点の歌うまシンガーでも、プロではないという人も多いです。

 

歌は上手い下手という枠だけで捉えないでほしいなと私は思います。

 

なぜなら、聞く人の好みなどで大きく変わってしまうから。

 

カラオケの審査番組を見ているといつも思うのです。いろんなジャンルの人が歌を歌って審査を受けて、点数化していきますが、それこそ機械が全て判定するなら公平なのでいいですが、必ず審査員という人間が点数をつけますよね。

 

そうなると、その人の好みって絶対出てくると思うんですよ。例えば、ポップスでいい感じに歌っていても、クラシック卒の審査員からは、ポップスのいいところが逆に欠点だと思われてしまったり・・・ジャンルによりそれぞれ良さが変わるので、審査は難しいです。

 

声にも人の好みが大きく関係します。

 

凄く話が脱線しましたが、歌が楽しくなるには、歌が上手くなることが一番ですが、その評価がわかりにくいということです。

 

本当に歌が嫌いという人は、歌を習うこともないと思うのですが、何かのきっかけで歌を歌わざるを得ない人や、自分の苦手を克服するためにチャレンジする人などがいます。

そのような人は、必ず目的がありますよね。

 

歌が嫌いな人に必要なこと

 

 

それは、目的を見つけてその目的(目標)をクリアすることなんです。

 

何の目的もないのに嫌いなことって頑張れますか?

好きなことなら、何の目的がなくても好きだから楽しいし、苦がなくできますよね。

でも、嫌いな場合は何か目的や目標となるものがないとやる気が出なくなります。

 

 

そして、もう一つは継続することです。

 

嫌いなことは、好きなことに比べて、その目的を果たすまでに時間がかかります。

継続していく中で、苦手が普通に変わり、好きになる可能性も秘めています。

 

例えば、ピーマンが嫌いな子供がいます。ピーマンの味が嫌だから嫌いなのでしょう。ですが、毎日お母さんがいろんな手を使い、美味しいものと混ぜたり、ピーマンとわからないようにしてその子供に食べさせ続けたら・・・恐らく苦手が克服できるでしょう。

好きにまではならなくても食べられるようにはなるはず。

まさに継続は力なりですよ。

 

そこで、ピーマンも歌も共通して言えることが、一人で克服することは難しい!ということです。

 

いろんな料理を作り、協力してくれたお母さんが子供の苦手の克服に力を貸しているのです。

 

歌の場合は、ボイストレーナーがいます。

歌が苦手な人は、スクールや教室に行ってほしいです。

 

なぜなら、自分一人では億劫になり、なかなか歌おうとは思いませんし、ずっと避けて生きていくと思うんです。

ですが、トレーナーについていれば、自分の気づかないことも客観的に教えてくれます。そして、何よりも一緒に目的を果たすために様々な方法で導いてくれます。

 

登山のように、一人で頂上へ行くのは途中で挫折してしまいたくなったり、心もくじけてしまいそうになりますが、もう一人山のスペシャリストが一緒なら心強くないですか?

 

ライザップというダイエットジムがありますが、痩せたい!という思いを持った人と、その目的を果たすためにトレーナーが付きますよね。

歌も同じです。

 

 

歌が嫌いな人で、歌が歌えるようになりたい人は、まず目的(目標)を見つけてみてください。その目的はなんでもいいです。ざっくりでも小さいことでもいいです。

目標を見つければ、それに向かい動くことができます。

 

そして、次に信頼できるボイストレーナーを見つけてください。

 

また、やる気を出すために、レッスンを受けたという自分にご褒美をあげるのも良いですし、ストイックな人なら細かく目標を定めていくのも良いでしょう。

 

あとは継続するのみです。

 

 

次第に心が変わり、歌も好きになるでしょう。

心が変われば行動が変わるという名言がありますが、その逆の

行動が変われば心が変わる!という感じです。

 

 

歌は練習すれば必ず上達します。

 

Soulfulカラオケ教室では

体験レッスンをおこなっています。

 

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