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CDとライブの違い~宅録で必要な事とライブで気を付けるべきポイント

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こんにちは。

 

ゴールデンウィークもスタートしましたね。最近、風が強い日が多いです。ホコリは喉にはよくないので、うがいをしましょう。

 

さて、今回は、について少しだけ専門的なお話をしたいと思います。

 

タイトルの通り、CDとライブの違いについてなのですが、それぞれ良さがあります。

 

CDとライブの違い

 

 

1 音の聞こえ方

CDはレコーディングスタジオで専用のマイクを使い、歌を録音して、編集をしたり加工作業をして一つの作品として制作されるので、音量や声も加工されているため、綺麗に聞こえます。

また、一つの声だけではなく、コーラスなどを重ねていたり、アレンジされるので、豪華に聞こえます。

 

一方、ライブは、アリーナやライブハウスなどのステージ上で、マイクを使い、バックのバンドやピアノなどの演奏で歌うので、とてもダイナミックで、臨場感があります。

また、テレビでいう生放送なので、アドリブで歌うなどCDの曲とは違うパフォーマンスが見られたりします。

 

2 マイクの違い

 

CDは、通常のマイクの形とは違うコンデンサーマイクと呼ばれるものを使います。

通常のマイクは、音を拾う部分がマイクの上部しかないのに対し、コンデンサーマイクは、マイクの周り全てから音を拾うことができます。

 

そのため、録音にはコンデンサーマイクが使われ、ライブなどは通常の形のマイクが使われます。

ちなみに、よく見る通常の形のマイクの事を、ダイナミックマイクと呼びます。

 

このようにCDとライブではそれぞれ違いがあります。

 

では、ここからは録音するときと、ステージで歌うときの気を付けるべきポイントをお伝えしていきます。

 

歌を録音するときに必要なものと気を付けるべきポイント

 

 

プロのシンガーなら、録音機器が完備されているレコーディングスタジオでレコーディングしますが、最近は家でも簡単に録音出来たり、例えばYouTubeで歌っている姿を撮ったり、録音方法は多様化しています。

 

家で、録音機器を使い、マイクで録音することは、宅録と呼ばれています。

 

宅録で最低限必要なもの

・マイク

・パソコン(音楽編集ソフト)

・オーディオインターフェイス

・ヘッドフォン

 

パソコンで、録った声を編集したり、加工する際に必要なのがレコーディングソフトです。DAWソフトと呼ばれています。

レコーディングソフトはCubaseや、ProToolsなど様々なソフトがありますが、最初は、簡単にお金をかけずに無料のソフトを使うことをおすすめします。

 

Audacityというフリーの音楽編集ソフトがおすすめです。

 

実際、私もレッスンで生徒さんの歌声を録音する際に使用していました。歌だけではなくギターなども録音したり、コーラスを入れるのも面白いですよ。

 

そして、オーディオインターフェイスです。

 

オーディオインターフェイスとは、楽器や声を録音する際に、音の劣化を防ぐものです。オーディオインターフェイスがない場合は、音質が多少悪くなりますが、録音はできます。

 

忘れてはいけないのが、ヘッドフォンです。

歌を録音するときは、ヘッドフォンをしながら歌います。

 

私が専門学校時代、初めてのレコーディング経験のお話ですが、ヘッドフォンをして歌うと、不思議なことに自分の声がヘッドフォンから聞こえるのです。

かなり違和感があったことを覚えています。自分の声がちゃんと出ているのか不安になるぐらい不思議な感覚でした。

 

気を付けるポイントですが、先ほどご紹介したコンデンサーマイクを使用する場合は、音をよく拾うので、家の外の雑音が入らないよう注意が必要です。

例えば、カラスの鳴き声や道路沿いの人はかすかに音が入ってしまう可能性があるので、完全に窓は閉め切る方が良いでしょう。

 

そして、息が吹きかかる音を防ぐ、ポップガードというメッシュ状のものをマイクと口の間にくるようにセットすると、息の音が軽減されます。

もちろんポップガードがなくても録音はできます。

本格的に録音したい人は用意すると良いでしょう。

 

続いて、ライブの気を付けるべきポイントです。

 

ライブで歌うときの注意すべきポイント

 

 

ライブでは、カラオケでもおなじみの普通の形のマイクで歌いますが、一番有名なマイクは、SHUREのSM58というタイプのマイクです。

 

ライブハウスで歌う際に気を付けたいところが、音の聞こえ方を確認することです。ライブで、よく目にするのが、イヤホンをしながら歌っているアーティストですが、あれは後ろの演奏の音などが聞こえにくくなるためイヤホンで確認しているためです。

 

特に、アリーナクラスの広い会場の場合、自分の声が拡散されてよく聞こえなくなる現象が起きるのです。野外ライブなどは天井がないため、なおさら聞こえにくくなるでしょう。

 

私はそこまで広い会場で歌ったことはありませんが、ライブハウスで歌うとき、やはり音の感覚がカラオケとは全く違うなぁと感じました。

それはなぜか?

 

カラオケでは、スピーカーが上部に二つくらい設置されていますが、部屋が狭いので、自分が出した声がよく聞こえますよね。

 

しかし、ライブハウスの場合、スピーカーがステージ上のものと、客席側のものがあるのです。

なので、自分が出している声が、ステージ上で聞くのと客席側で聞くのではまた違いが多少あります。

 

これも最初は違和感がありました。ライブの前は、必ずリハーサルがあります。リハーサルはとても大事なものです。単なる練習だけではなく、音の聞こえ方や、バックの音と自分の声とのボリュームの調節などを音響さんがチェックするための時間なのです。

 

ライブは生ものです。そのため、入念なチェックが必要なのです。会場により、音の聞こえ方が変わるので、毎回声出しすることが重要です。

 

以上がCDとライブの違いや、宅録に必要な事、気を付けるべきポイントについてでした。

 

 

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