こんにちは。
カラオケボーカルトレーナーのYUKINOです。
早いもので、今年も約2か月ですね。
寒くなると、体もカチカチに固まり、声も硬くなってしまいがちですが、そんなときこそ体をフルに使って温まりながら、歌も上手くなっちゃいましょう!!
さて今回は、カラオケでできる簡単トレーニング法の中で、お腹を使うトレーニング方法をご紹介していきたいと思います。
カラオケの椅子を使ってトレーニング!?
いきなりですが、みなさんはカラオケで立って歌いますか?
それとも座って歌いますか?
以前にある生徒さんが、レッスンでは立って歌っているけれど、誰かとカラオケに行くときは、立って歌うと気合が入っているみたいで恥ずかしいから座って歌うと言っていました。
確かに、カラオケで立って歌うと、自分の歌に自信があり、凄い上手い人なのかも?と思われたり、なんとなく恥ずかしいと座って歌う人が多いようです。
私は、自分の練習のために一人でカラオケを利用することがありますが、座って歌っています。
実際、立って歌うのか、座って歌うのかどちらがいいのかは人にもよりますが、基本的にはどちらでも構わないと思っています。
ただ、これからステージで歌う人なら、立って歌うことに慣れておいた方が良いでしょう。
力が入りやすい人は特に立つと、肩や首などに力が入りやすいので、立って歌うことに慣れる必要があります。
逆に座ると、余計な力が入らないので、力が入りやすい人が脱力するために座って歌うのもおすすめです。
では、本題の椅子を使ったトレーニング方法をご紹介します。
ここでは、椅子に座りながらできるトレーニングなので、椅子に座りましょう。
まずは、椅子に座るときですが、深く腰を掛けずに、浅めに座ります。
そして、姿勢を良くしてまっすぐ座ったら、そのまま少し後ろへ上半身を倒します。
その状態のまま、キープします。
イメージとしては、自分が、リクライニングベッドになったように、後ろへ傾くように反っていく感じです。
その時に、椅子の背もたれによりかからないようにしてください。
するとどうですか?
お腹がプルプルきませんか?
いわゆる、腹筋を使って、倒れないように保っている状態です。
このときに働いている力が、お腹の支えなのです。
もし余裕がある人は、その状態のまま両足をあげてみましょう。
両膝を伸ばした状態で上げてもいいですし、普通に座っているときの膝が曲がっている状態のままあげてもO.Kです。
その体勢をキープしながら、息を吐く練習はお腹の中のインナーマッスルとアウターマッスルどちらも鍛えられるのでお勧めです。
ただ、いきなりこれをやると初めての人は、腰や足に負担がかかる可能性があるので、まずは、後ろへ反るだけなど、徐々にやってみてください。
以上が、カラオケで簡単にできるお腹を使うトレーニング法でした。
これを応用して、椅子に座って後ろに反って発声をすることもできます。
これが、なかなかきついんですよ。ただ、普通に立っているよりも、座っている方がお腹の感覚をつかみやすかったりします。
腹式も実は座っているときの方がわかりやすいのです。
また別の機会に、呼吸の記事で詳しく書いていきたいと思います。
カラオケで力のあまり、喉に力を入れすぎて歌い、声がガラガラに枯れてしまう人には特にお腹を使うトレーニングは効果的だと思います。
寒くなるこれからの季節、体を使って暖かく健康的にカラオケ楽しみましょう!!