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カラオケが苦手な人も楽しく上手くなれる!カラオケボーカルトレーナーYUKINOのSoulfulなボイストレーニングブログです。

歌とメンタル

どうも、こんにちは。

カラオケボーカルトレーナーのYUKINOです。

 

初めての人とカラオケに行くときや、ステージで歌うとき、人前で話さなくちゃいけない時、緊張がつきものです。

 

緊張するとどのようなことが体に起こるのか?

そして、歌にどう影響するのか?

今回は、そんな様々なシチュエーションで使える緊張をほぐす方法などをお伝えします。

 

そもそも、なぜ緊張するのか?緊張する理由とは?

 

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歌に限らず、人前に立つことって結構ドキドキしますよね?

例えば、学校でみんなの前で意見を発言したり、学芸会の舞台で役を演じたり、私たちは学生のころから、常に人前で何かをやらなくてはいけない場面があったと思います。

まだ、小学生の頃なら、そこまで緊張しなかったという人も多かったかもしれません。

 

しかし、大人になるにつれて、緊張しがちになる人が意外といます。

それは、大人になるにつれて、失敗すると恥ずかしいなど経験が増えれば増えるほど、失敗を恐れることが原因の一つだと私は思います。

 

特に、完璧主義の人や、まじめな人ほど緊張しやすい傾向があるのです。

 

歌の場合で考えると、やはり歌を人前で歌うのは、恥ずかしいという人も多いですが、上手く歌わなくてはいけないという思いが、より一層、緊張を引き起こすのです。

 

人は、失敗してはいけないという状況になると、途端に緊張する生き物です。

緊張というのは、このように失敗したらどうしよう、上手く歌わなくちゃ、など精神的に追い詰める結果起こるものと、同じ緊張でも、気持ちは前向きで緊張すら楽しいという場合もあります。

 

後者の場合は、ある意味いい緊張なので、多少の緊張も良い刺激となりますが、前者の場合は、下手するとトラウマになってしまう可能性を含んでいます。

 

緊張する理由は、ただ単純にドキドキするだけではなく、失敗できない重圧を自分にかけすぎていると起きるわけです。では、緊張すると体にどんな変化が起きるのか見ていきましょう。

 

緊張による体と歌の変化

 

 

想像してみてください。

あなたが、今から人前で歌を1曲披露することになったとします。

出番は、今歌っている人の次です。

 

あなたの体には、以下のような症状がでていませんか?

 

・手や脇に汗が出てくる

・呼吸が浅くなり、鼓動が早くなる

・やたら喉が渇き、カラカラになる

 

これらの症状が緊張による体の変化です。

まず、緊張により、手汗や脇汗が増えます。人によっては、歌っているときに手や足が震えるという人もいます。

そして、緊張により呼吸が浅くなり、ドキドキしていることが自分で分かるほどになります。

喉は、口内の水分がなくなり、カラカラになるので、水ばかりのんでしまうという声も多いです。

 

これらは、緊張すると出てくる自然な体の変化でしょう。

 

こんな緊張して私は大丈夫なの?と不安になるかもしれません。

しかし、大丈夫です。

 

緊張を突破する方法をご紹介していきます。

 

緊張を打ち破り、堂々と歌える方法

 

 

まず、これだけは知っておいてほしいことは、

 

人は誰でも緊張する生き物!

 

ということです。

 

緊張しない人も中にはいるかもしれませんが、それは、体にはあまり現れなかったり、本人が自覚していないだけで実は緊張していたということも考えられます。

 

なので、その緊張の度合いは人それぞれですが、緊張するのは当たり前だと思うと、少し気が楽になりませんか?

 

プロのシンガーでもライブ前は緊張すると言っていますし、オリンピック選手だって緊張しているはずです。その緊張の中でも最高のパフォーマンスをするのがプロの実力であり、プロ魂なのでしょう。

 

なので、まずは緊張はつきものだと割り切りましょう。

 

そして、次に具体的な緊張したときの対処法です。

 

先ほど、緊張するときの体に起こる変化をご紹介しましたが、その変化に対応する方法をお伝えしていきます。

 

まず、緊張すると、呼吸が浅くなるので、深い呼吸 (腹式呼吸) を3回ぐらいゆっくりしてみてください。すると、不思議と落ち着いてきます。

 

腹式呼吸は、血のめぐりが良くなるので、健康にも良いのです。そして、呼吸が深くなると声も出やすくなるので歌う前には、必ず行いましょう。

 

喉がカラカラに渇くことも、緊張によるものなので、必ず水分をたくさん取るようにして潤いを保ちましょう。ステージドリンクとも呼びますが、おすすめはやはり、お水です。

 

喉がカラカラに渇く=唾が極端に減っている状態です。

そして、同時に舌が固まっているのです。

なので、舌を前後や、口の中で回したり、動かすことで唾を増やすことが出来ます。

 

舌が硬いと、歌う際に声が滑らかに出なかったり、発音しにくいなど弊害が出てきますので、舌をストレッチしておくと良いでしょう。

 

体も、カチカチに固まっていることが多いので、伸びをしたり、体を動かして余計な力を抜くようにします。

 

汗が出てくることは、人間の生理現象なので、対処の仕様がありませんが、しいて対処するならば、脇汗が目立たない服を着るとか、手汗をすぐ拭けるようにタオルなどを持っておくと良いですね。

 

以上が、緊張による体の変化や、なぜ緊張するのか?緊張した時の対処法などをお伝えしました。

 

まだまだ、歌う前のウォーミングアップ法はあります。

 

緊張は、慣れれば、だんだんと程よい緊張感に変わっていくはずです。

つまり!歌う機会が多いほど、人前で歌うことにも、緊張することにも慣れるのです。

 

なので、緊張に押しつぶされずに、あなたの歌を堂々と歌っていきましょう。