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カラオケが苦手な人も楽しく上手くなれる!カラオケボーカルトレーナーYUKINOのSoulfulなボイストレーニングブログです。

歌って難しい?!発声にまつわるエトセトラ

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こんにちは。

 

カラオケボーカルトレーナーのYUKINOです。

寒くなってきましたね。乾燥は喉の大敵です。水分も忘れず摂りましょう。

 

さて、今回は発声について書いていきたいと思います。

 

発声の様々な悩み

 

 

私が今までたくさんの生徒さんを見てきた中で、発声に関する悩みを抱えた人が多かったです。

 

その中からいくつかご紹介したいと思います。

 

発声の悩み パターン1

 

 

声が小さい

 

ある中学生の女の子がレッスンに来ました。付き添いのお母さんに話を聞いてみると、娘の普段の声が小さいことに関して、ボイストレーニングを通して声が大きくなれば良いということで来られたようでした。

 

その女の子は、とてもおとなしい子でした。声を出すことって結構恥ずかしいものです。ましてや歌うとなると尚更です。

 

声を大きく出す=心の解放です。

 

普段おとなしい子は、もしかしたら本当は大きい声をわ~っと出したいかもしれないけど、恥ずかしくて抑えているのかもしれない、もしくはそんな大きな声は出したくないと思っているかもしれない、色々考えられます。

なので、私はまずその子のことを知るために、色々お話をするようにしました。いきなり、さぁ声を出しましょうと言っても、なかなか難しいものです。

しかも、まだ何の信頼関係もできていないのに、心を解放できませんから。

 

その女の子は、お話しながら徐々に笑顔を見せてくれるようになりました。

そこから、本題の声を出すトレーニングの始まりです。

実際、私自身が中学生のころ、部活でものすごい大きな声を出さなくてはいけなく、それが苦痛で仕方なかったのです。私はしゃべり声が低いので、部活で皆の高い声に合わせられず、できるなら声を出したくないと思っていました。

 

なので、その子の気持ちがわかる気がしたのです。とはいえ、そんなこと他人には打ち明けられないものですし、まして中学生の多感な年頃です。

 

私は、あえてそういう話はしませんでした。

実際行ったトレーニングは、基礎的な腹式呼吸と、発声練習です。

 

特別なトレーニングはしていませんが、徐々に声が出るようになりました。

 

声が小さくて悩んでいる人にオススメしたいのは、心の解放をすることです!

 

ただ単に大きな声を出せ!と言われても、出せません。というか出ません。なぜなら、心のどこかでセーブしてしまう自分がいるからです。

 

子供のころはなんも考えず、大きな声を出していたかもしれません。

しかし、大人になると自制心が出てきたり、周りに配慮するなどとても心は複雑になり、簡単なことでも心が勝手に抵抗してしまうのです。

 

本当は、外で大きな声で歌いたい!けど周りの目が気になるし、迷惑になるし、恥ずかしいし、など、知らず知らずのうちにセーブしてしまいます。

 

では、その心を解放するには、いろいろなことを考えるのを一時的にやめて、空っぽにしてみましょう。

心の解放は、身体の余計な力も抜けていきます。

声と心はつながっているのです。

 

もし、あなたが声を出したい人でレッスンに通われていて、あまり変わっていないのであれば、それは心がまだセーブされたままなのかもしれません。

 

一方的に教えるトレーナーの場合は、あなたの話を聞いてくれていないのかもしれません。大事なのはあなたの心を解放することです。

 

いくら技術を教えてもらっても、心が解放されないと声は出ないのです。

そのため、なんでも話せるぐらいの信頼感があるトレーナーのもとでトレーニングをすることが一番効果的だと私は思います。

 

声が小さくて悩んでいた女の子は、声が出るようになり、その子本人から感謝のお手紙を頂きました。私はとてもうれしかったのを覚えています。

 

発声の悩み パターン2

 

 

声がガラガラする

 

 

これもよくある悩みの一つです。特に、男性に多いです。ある50代の男性は、自分の声がいつもガラガラすることが悩みでレッスンに来られました。

その方は、カラオケが好きでよく歌うそうですが、声がガラガラして歌いにくいとのこと。

 

まず、普通に声を出してもらい、呼吸など行いましたが、発声はそこまで悪くはありませんでした。

色々、話を聞いてみると、その方は職業が話す仕事だったのです。

 

常に声を出す方は、常に声帯を酷使している状態で、出し方によっては、かなり声帯の負担となっています。

 

実は、歌うよりも話すことの方が声帯にとっては負担が大きいのです。

あのマイケルジャクソンも歌のために、ひそひそ話すようにケアしていたと言われています。

 

その男性は毎日大きな声を出しているので、レッスンの時間のころはもう声帯が疲労しきっている状態でした。

 

だからといって、仕事を変えるわけにもいかず、何をすればいいのか考えました。

 

その方にはなるべく水分を取るように薦めました。それと、普段の声の出し方を腹式呼吸での発声に変えたり、出し方をケアするよう伝えました。

 

別の方ですが、たばこやお酒をよく飲むということで声がガラガラしていました。そのような人は、極力たばこやお酒を控えるしかないですが、加えて正しい発声トレーニングを受ければ、改善することもあります。

 

このように、声の悩みは、心理的なものや環境などでも影響があります。

乾燥しやすい環境ならば、湿度を保つなどちょっとしたことで変わることもありますし、本人の心の状態を解放することも声に大きく関係するでしょう。

 

声に関する悩みはまだまだありますが、まずはその原因を突き詰めてみると意外と簡単に解決できるかもしれません。

 

声の悩みがある方は、一度レッスンを受けてみることもおすすめです。

 

Soulfulカラオケ教室では体験レッスンをおこなっています。

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