こんにちは。
カラオケボーカルトレーナーのYUKINOです。
今回は歌と水についてです。
水分不足の人、意外と多いんですよね。
お水は身体の健康にももちろん良いですが、喉にもとても良いものです。
水分不足になると陥りやすい症状をまとめてみました。
水分不足になるとどうなるの?
まず、喉が乾燥します。特に、夏場のエアコンが効いているオフィスや店内などでずっと喋っていると喉がカラカラになりますよね。
また、冬場の暖房が効いているところでも同じ現象が起きます。
私がボーカルスクールで教えていた時のことですが、レッスンをするスタジオ内では、夏でも冬でもいつもエアコンがフル稼働でした。
狭いスタジオだったので、何もつけないと窓もないために空気がこもって熱くなるんです。サーキュレーターも常に回していましたが、エアコン抜きは厳しかったです。
そんな中で、一日中ずっと喋っているとほんとに喉が乾燥しました。よく、喉風邪もひいていました。声のプロがこんな声でレッスンするなんて・・・と思いましたが、私は喉が弱いタイプだったんです。
なので、常時、のど飴は必需品でした。あと、やはり、お水を飲むことです。
喉を潤すことで、乾燥を防いでいました。
水分不足の症状~パターン1
とある中学生の女の子が、いつも喉がイガイガすると不調を訴えてました。何が原因なんだろうと色々探りましたが、よくよく話を聞いてみると、普段全く水分を摂ってないとのこと。
食事ではお味噌汁すら飲まないそうです。それにはびっくりしました。
そのことを聞いてから、お水をなるべく飲むようにした方がいいよと伝えました。
徐々にその不調は和らいでいったようです。
水分不足の症状~パターン2
高齢の方も水分不足になりがちです。ある70代の女性は声がいつもガラガラしていて、喉の不調を感じていたようです。
レッスン時には必ずお水を飲むようにしてもらい、普段から飲むようにすすめました。
ちなみに、コーヒーをよく飲む人も、お水を飲んだ方が良いです。コーヒーは利尿作用があるので、脱水症状になりやすいです。
水分不足と感じたらどうすればいいのか?
とにかくお水を飲みましょう!特に歌うときは口も開けていて乾燥するので、普段以上に飲むと良いです。
また、口内の唾液が減ってしまうことによる乾燥は、のど飴をなめたり、舌を動かすことで唾液分泌されるのでおすすめです。
唾液が減るのは、高齢の方に多くみられる症状の一つです。
緊張をしたときにも同じように唾液の分泌が減ります。
そんなときは、舌を動かしてストレッチしましょう。
また、加湿器を使うこともおすすめです。
以上が、水分不足の症状と対処法でした。