どうも。こんにちは。
カラオケボーカルトレーナーのYUKINOです。
最近、雨ばかりの天気ですね。雨はどこに出かけるのにも晴れより足取りが重い人もおおいかもしれませんが、喉には良い環境です(笑)
なぜなら、雨は湿度が高いので、喉の乾燥も防げます。
雨の音もよく聞いてみると、意外と良いものです。
音は、日常のいろんなところにあふれています。
音大好き人間の私は、雨の音も好きです。
水たまりがあるところを、自転車で通るときの、シャーって音(笑)も好きです。
音について語るとマニアックになるので、本題と大きく離れてしまうのでまた別の機会に書こうと思います。
カラオケでできるリズムトレーニング
では、本日のお題は、カラオケでリズムトレーニングをしようということですが、カラオケを歌っていてこんなことがありませんか?
・気づいたら、後ろの伴奏(カラオケ)よりも早く歌ってしまい、ずれていた。あるいは、逆に遅く歌っていて、カラオケと合わなくなる。
・いつも、入りだしがわからなく、なんとなく歌い始める、もしくは遅れて入ってしまう、早く入りすぎる。
・大きなリズムは取れているが、なんかのっぺりした歌い方になる。
これらのことが、当てはまる人は、リズムがうまくつかめていないかもしれません。
リズムは、音を取ることと同じぐらい歌を歌うためには、重要な要素です。
いくら、音が取れていて、歌っていてもリズムがずれていると、歌の魅力が半減してしまいます。
もちろん、あえてリズムをずらす、ジャズなど歌い方のテクニックとしてのずれはかっこいいですが、意図していないのにズレてしまうのは、あなたのリズム感の問題です。
では、そんなリズムを、カラオケで克服できる簡単な方法をレクチャーしていきたいと思います。
リズムを理解しよう
まず、リズムは大きく分けて、二つあります。
1 全体の後ろで鳴っている音楽のリズム→いわゆるドラムなどのリズム
2 言葉(歌詞)のリズム→言葉そのもののリズム
歌っていると、遅れてしまう人や、早くなってしまう人は、1の全体のリズムをしっかりとることが重要です。
入りだしが遅れたり、早く入ってしまう人も、全体のリズムをつかむことが改善方法となります。
言葉のリズムは、なんかのっぺりしたメリハリのない歌い方になる人に必要なリズムです。
では、実際に二つのリズムの練習法をお伝えしていきますね。
リズムトレーニング~カラオケ全体のリズム
まず、カラオケよりも遅れたり、早くなってしまう人にまずチェックしてほしいことがあります。
それは、自分の声(マイクのボリューム)が大きすぎることはありませんか?
過去に私が担当していた60代の男性の生徒さんで、どうしてもカラオケで歌うと遅れてしまい、後ろと合わなくなるんです、と言っていました。
原因は何なんだろうとその人の話をよく聞いてみると、どうやら後ろのカラオケ音源が小さくて聞こえにくいとのことでした。
つまり、カラオケよりも、自分の声の方が大きいので、声を出してしまうと、後ろの音をあまり聞かずになんとなく歌ってしまう結果、遅くなってしまったり、早くなってしまうのです。
カラオケスナックでよくありがちなのですが、マイクのボリュームがすごく大きいんですよ。当然、エコーもかかっているので、歌っている側はとても気持ちよく歌えますが、カラオケ伴奏をよく聞いていないと、知らない間にリズムがずれているかもしれません。
ということで、まず一つ目は、カラオケの音量とマイクの音量の調整をしましょう。
基本的には、カラオケのほうがマイクよりも大きく設定したほうが良いです。
そして、トレーニング法は、まずは歌わないで、カラオケを流します。
最近のカラオケは、昔よりもよりCDに近いリアルな音源になっていますので、流れてくる音と、鳴っているリズムを聞きましょう。
すると、どうですか?
よく聞くと、リズムは、一つだけではなく大きなリズムと、細かいリズムなど、何種類か混ざっているのがわかります。
リズムが苦手だよという人におすすめ練習は、大きなリズムを聞くことです。
そして、聞こえたら手をたたいて、そのリズムに合わせてみましょう。
より、慣れてきたら膝を曲げたり、体全体でリズムを感じていきます。
リズムは、考えるより感じる!
体で覚えるのが鉄則です。
スポーツも、ボールを蹴ったり投げたりするのも、一種のリズムなのです。
ボールを投げるときに手がどう動いてとか、考えませんよね?
ということで、カラオケでできる簡単な練習法は、カラオケを聞きながらリズムを刻むことでした。
完全に慣れてきたら、軽く歌いながら同じようにリズムを刻んでみましょう。
歌うと途端に、リズムが取れなくなる人が意外と多いです。
歌う方に集中してしまい、リズムが飛んでしまうのです。
ですが、リズムをしっかり体に覚えさせれれば、歌っていても勝手に体がリズムを覚えているはずです。
入りだしが遅れたり、早くなる人も同じように、リズムを刻んで、1,2,3,4のようにカウントすると入りやすくなります。どこのタイミングで入るのか、カウントしておけばわかりやすいです。
あとは、入りが遅れない、早くならないためには、よくカラオケを聞くことも重要です。入る前には、きっかけのような音がある曲もあります。
中には、急に静かになって始まる曲もありますが、何かしら特徴があるはずです。
その特徴を聞くことで入るタイミングをつかむことができます。
リズムトレーニング2~言葉のリズム
では、言葉(歌詞)のリズムを見ていきます。
言葉は、最近の歌は特に言葉数が多い曲が多いので、リズムも昔の歌よりも複雑で早いテンポの曲が多い印象です。
最近は、ボーカロイドの曲もカラオケで人気ですね。私の担当していた生徒さんで、特に中学生の女の子はボーカロイドをよく歌っていました。
最初聞いたときは、なんて早い歌なんだろう?言葉多いなと思いました。
当然、リズムも難しくなります。
言葉のリズムの鍛え方をご紹介していきます。
言葉のリズムが悪いと、のっぺりした印象になります。いわゆるメリハリのない歌い方です。
その原因は、言葉をつなげすぎていたり、やたらと語尾を伸ばしていたりすることです。
なんとなく、つい言葉尻を伸ばして歌っていませんか?
そんな言葉のリズムを作るには、ハネることがポイントです。
例えば、はひふへほの「は」で笑うように声を出してみましょう。
はっはっはっ
という感じに。
ボイストレーニング用語でいうと、これをスタッカートと言いますが、このスタッカートでカラオケで歌ってみましょう。
メロディに合わせて、はっはっはっ と声を出します。
速い曲だと大変ですが、言葉をはねさせることで、言葉が立体的になり、リズムが良くなります。
もちろん、全てがはねているリズムではありません。伸ばす言葉もあります。
リズムレッスンに関しては、文章だけでは、わかりにくいことも多いので、リズムを完全にトレーニングしたい人は、ボイストレーナーのレッスンのもとで行うのが一番手っ取り早いのでお勧めです。
Soulfulカラオケ教室では、このようなリズムのトレーニングなどもカラオケの中でレッスンできます。
気になる人は、下記のページからお問い合わせできます。