こんばんは。
桜が綺麗な季節になりましたね。花粉症の人はまだ辛い時期かと思いますが、春の匂いとか雰囲気って個人的に好きなんですよね。
どうもカラオケボーカルトレーナーのYUKINOです。
今回は、歌い方テクニックの第6弾!!
スタッカートについてお伝えしていこうと思います。
スタッカートとは?
スタッカートとは、声を短く切る発声方法のことです。また、スタッカートとは対照的に、声を伸ばす「レガート」と呼ばれる発声方法もあります。
例えば、ハヒフヘホの「ハ」を、王様が笑うように
ハッ ハッ ハッ
と声に出してみます。
すると、自然と短く切って声を出していませんか?
これが、スタッカートの発声方法です。
スタッカート発声の特徴
このスタッカートの発声法は、声に勢いがつくので、高音発声をしたい人におすすめです。
まずは、ハッ ハッ ハッ と息だけで吐いてみましょう。
そのときに意識するのがお腹です。
笑いすぎるとお腹が痛くなったりしたことありませんか?
思い切り笑うことで、お腹を使って声が出ているので、お腹が疲れたような感覚になるのです。
息を吐くときはお腹で切るように吐きます。
次に、息と同じような感覚で、ハッ と声に出します。
このときにできるだけ、お腹を意識してみてください。
声を短く切る感覚をつかめたら、そのまま音を上げていき、高い音まで出してみましょう。
高い音は、スタッカートのように短い発声の方が、出しやすいのは、瞬時に声に勢いをつけて出すことができるからです。
例えば、誰かを驚かせたいときに(発想が子供みたいですが・・・)
「 わっ !!」
と声を出しますよね?
そのとき、自然と勢いをつけて出していますよね。
これが、スタッカートの発声です。
スタッカート実践編
では、このスタッカートを実際に歌の中で使う例をみていきましょう。
ドリカムの「何度でも」のサビ部分です。
なんどでも なんどでも なんどでも
たちあがり よぶよ
きみの なまえ こえが かれるまで
この歌は、とてもリズムがよく、アップテンポの曲ですが、意外と普通に歌ってしまうと以下のようなのっぺりした感じになります。
なんどでもーなんどでもーなんどでもー
たちあがりーよぶよ~
きみのーなまえーこえがかわるまで~
では、このサビのメロディを先ほどの「ハッ」で歌う練習をしてみましょう。
この練習は意外とお腹が疲れますよ。
何が変わるのかというと、スタッカートを使うことで以下のような感じになります。
なんどでもっ なんどでもっ なんどでもっ
たちあがりっ よぶっよ
きみのっ なまえっ こえがっ かわるまで~
スタッカートが入ることで、全体的にリズムが良くなり、ノリがよくなります。
この曲は、全体的に言葉がハネているので、普通に繋げて伸ばして歌ってしまうと、一気に平坦な印象になるのです。
そんなときは、スタッカートを使い、声をスキップしているように出すことでいい感じになります。
メロディ通りに歌っているのに、いまいちしっくりこないなぁという人は、リズムを意識してみると雰囲気がガラッと変わること間違いなしです!
以上がスタッカートの歌い方テクニックでした。
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